夏休みシーズン到来、東海地方の観光地でにぎわい 週末の内海海水浴場は1万人が訪れる
2024年7月22日 16:55
いよいよ始まった夏休みシーズン。広い範囲で晴れとなった22日の東海地方も観光地を中心ににぎわいを見せています。
先週「梅雨明け」となった東海地方。
愛知県・南知多町にある東海地区最大級の広さを誇る内海海水浴場も、週末は多くの人が。
内海観光協会によりますと、この土日で約1万人が足を運んだといいます。
週明けの22日のお昼ごろ。空から海水浴場をのぞいて見ると、休日に比べて人は多くはありませんが、ビーチで砂遊びをする人や、浮き具で楽しむ人たちがちらほら。
観光協会は、ゆったり遊べる平日の海水浴をおすすめしています。
波の出るプールは大人気
ナガシマは子どもたちで大にぎわい
一方、22日も多くの人が訪れていたスポットは、ナガシマスパーランドにあるジャンボ海水プール。
たくさんの人が水の上を漂っており、水面が見えないほどになっています。
波の出るプールは大人気で、大勢の子どもたちが楽しむ様子が上空からみられました。
そして、今年から登場した”世界最大級”というスライダー「メガアビス」には長い列が。
傾斜48度の斜面を急降下したあとは、左右に振られながら巨大なラッパ型のスライダーの先の”穴”へ吸い込まれていきます。
暑さの中、「涼」を求める人たちでにぎわっていました。
続いて向かった先。夏休みシーズンににぎわう場所といえば――
伊勢湾岸道のパーキングエリアに直結、長距離ドライブの休憩中に遊園地や温泉なども楽しめる「刈谷ハイウェイオアシス」です。
目立った混雑は見られませんでしたが、水遊びができる場所には、子どもたちが集まっていました。
三重・伊勢市 おはらい町
三重・伊勢神宮エリア「食べ歩きグルメ」暑さで売れ筋に変化
全国から多くの人が参拝に訪れる三重県の伊勢神宮エリア。
伊勢神宮のおはらい町は天候にも恵まれ、午前中からすでにたくさんの観光客でにぎわっていました。
みかんをまるごと使ったジュースや、かき氷など涼しげな食べものを食べる子どもたちの姿や、日傘をさして歩く人の姿も目立ちます。
「暑すぎますね。週末はお客さんはかなり少ない気がする。去年の土日に比べたらめちゃくちゃ(客の入りが)悪かった。これからです」(岩戸屋 牧戸福詞 会長)
食べ歩きグルメとして、カキフライなどを販売する「伊勢角屋麦酒」。売れ筋に例年と違いがあるといいます。
「カキフライとなるとすこし敬遠されるのかなという印象」(伊勢角屋麦酒 内宮前店 内田隆太さん)
この暑さで「揚げ物」を避ける人が多いそうで、比較的さっぱりと食べられる「蒸しカキ」の提供を始めたといいます。「フライより涼しいイメージが沸きやすい」ということです。