【台風10号 予報士解説】動きの遅い台風、大雨の影響は長期に(8月30日午後3時)

2024年8月30日 17:24

台風10号について、気象予報士の冨永幸さんが最新情報を解説します。【詳しくは動画で】

 今週は台風10号の動きで、予定等含めてかなり翻弄された方も多いかと思いますが、台風としての寿命が見えてきて、終わりも見えてきたかなと思います。

 台風10号の午後3時の推定では、瀬戸内海の西のほうにあるとみられ、このあと四国にそろそろ再上陸するとみられます。

 31日にかけて、四国の辺りをゆっくりゆっくり東に進む予想です。

 暴風域は伴わなくなってきていて、中心付近の最大風速は20mですが、30日夜には18mになる予想となっています。

 台風と熱帯低気圧の違いは、中心付近の最大風速が17.2m以上かどうかで、30日夜にはギリギリな感じになりそうです。

 9月1日の日曜日は紀伊半島を中心とする予報で、この予報円が大きく進路が定まっていませんが、この辺りで熱帯低気圧になる見通しとなっています。

 ※8月30日午後3時時点の情報です。

 

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