愛知県民のおやつの定番「しるこサンド」メーカーが新業態 店内で“隠れしるこサンド”を探せ!

2024年9月4日 17:04

愛知県民のおやつの定番「しるこサンド」を手掛けるメーカーが、本社工場の向かいに新業態の店を開きます。めざすのは「第二のしるこサンド」。若手社員たちが工夫を凝らしたメニューとは。

 愛知県の“ご当地お菓子”として愛され続けている「しるこサンド」でおなじみの松永製菓が、新業態店舗「SHIRUKOTTE(シルコッテ)」を6日金曜日、小牧市の本社工場向かいにグランドオープンさせます。

 中に入ると、クラシカルな「しるこサンド」のイメージとは一転、ナチュラルで可愛らしい雰囲気が広がります。
 
 「生しるこサンド、弊社の商品、プレミアムラインというのがあるんですけど、そういう商品を販売する場所になりまして、すべて和洋折衷をコンセプトとした商品になります」(松永製菓 広報部チーフ 可兒里奈さん)

 そして気になる、「SHIRUKOTTE(シルコッテ)」という店名は、しるこサンドの「しるこ」と、フィンランド語で松ぼっくりを意味する「コッテ」から名付けられています。

 

「喫茶の恋人」

"第二のしるこサンド"をめざす新商品とは

 店で楽しめるのは"第二のしるこサンド"をめざす新商品たち。

 まずは「シューコッテ」という商品をいただきます。松ぼっくりをイメージしたシュー生地に、たっぷりのクリームが詰め込まれています。

「あんこの甘味とバタークリームの濃厚さがいい塩梅です」(メ~テレ竹田アナ)

 他にも、しるこサンドのパッケージに描かれた「お椀」をイメージした上品な味わいのクッキーや、「喫茶店の恋人」と書かれたミニサイズのコーヒーカップにはあずきコーヒー風味のほろ苦いタルト生地がたっぷり。

 

しるこサンドの製造工程(平日限定で見学可能)

コンセプトは「昭和レトロ」×「北欧モダン」

 まるでトーストのようなクッキーは3種類の厚みが選べ、それぞれの食感を楽しめるような仕掛けも。

 メニューを考案したのは、20〜30代の若手社員です。

  「昭和レトロ」×「北欧モダン」をコンセプトに、ポップかつ落ち着きのあるかわいらしさを表現したといいます。

 「こちら、生しるこサンドを作っている場所になるが、ビスケットと生しるこサンドのクリームがサンドされている風景になります」(松永製菓 可兒さん)

 しるこサンドを製造する工場を公開するのは、今回が初めて。平日限定で、製造の様子を見学することができます。

 さらに、店内には「しるこサンド」のモチーフが散りばめられていて、 “隠れしるこサンド”を探すという楽しみ方もありそうです。

 「SHIRUKOTTE(シルコッテ)」は、6日オープン予定です。

 

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