物価高対策が半数を占める 街で聞いた次の自民党総裁に望む政策

2024年9月13日 17:23

過去最多の9人が立候補した自民党の総裁選について、国民はどのような政策に力を入れてほしいと望んでいるのでしょうか?名古屋で聞きました。

 裏金が問題となった「政治改革」から、生活に直結する「物価高対策」、マイナ保険証で混乱が続く「医療・子育て」など、フリップに記されたテーマについて名古屋の人に選んでもらいました。

 まず、40代の看護師は物価高対策を選択。

「いろんなものがますます値上がりして、給料も上げる対策すると言っているけど、そんなに手取りが増えた感じがしないから。もっと働きたいと思うような、働いたら負けみたいな風潮があるから。そうではなくて、働いたら働いただけ希望が持てるような社会にしてほしい」(40代・看護師)

 20代の学生も物価高対策を選びました。

「服が最近高いなと思うので、セール品を買ったりしています。政治はうとくて分からないので、クーポンや補助とか分かりやすい政策をしてくれると思う」(20代・学生)

 大須商店街のたこ焼き店で働く男性(30代)も物価高により頭を悩ませていると話します。

「タコとか小麦とか軒並み上がっているので、うちも上げざるを得ない状況になっている。食品だけでもいいから税率下げて出費を止めてもらえれば」

 

アンケート結果

 防災対策やを挙げる人もいました。

「地震があって、南海トラフとかめちゃくちゃ怖いから、いろんな地域が被害があると嫌なので防災をちゃんとしてほしい」(10代・学生)

 夫婦別姓を選んだ80代の無職の人は「女性は得すると思うな。男性は変わらないけど」。

 子どもを持つ親からは子育てに関する補助を充実させてほしいという声が。

「離婚しているので、私は1人で子どもが3人いる。仕事を優先できない、じゃあ子どもたちを誰が見るの、となるため」(30代・パート)

 ひとり親の家庭に対する補助金などの申請に、マイナンバーカードを利用し手続きの簡略化が可能になるような政策を望んでいるといいます。

「難しいんだよね。申し込みせずに諦めてしまう子もいるので、難しいのがもったいない」(30代・パート)

Q一体化したら
「そうしたら向こうに情報があればこちらが何かしなくてもいいかなと。全部情報つながるから」

 51人のうち25人が「物価高対策」を望み、「医療・子育て」が16人、「防災対策」が7人、「政治改革」が2人、「夫婦別姓」が1人という結果でした。

 

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