傘で顔を隠しバールを持った不審者が徐々に我が家へ…住人のとっさの機転で逃走【防カメが捉えた瞬間】
2024年10月11日 12:31
当時、住宅には20代の女性が1人で留守番をしていました。8日、名古屋市千種区で、バールのようなものを手に住宅の敷地に侵入する人物の姿を、防犯カメラが捉えていました。
「防犯カメラで見ていたら車に戻っていき、帰るかと思ったら、長いバールを持って戻ってきて、玄関に来たので通報した」(住人の女性)
8日の午後0時半ごろ、千種区の住宅の前を通り過ぎた1台の高級SUV。
ところが、しばらくするとバックして住宅の前に戻ってきました。
運転手は白色の服にマスク姿。
10秒あまり止まった後、前に走り出しましたが再び停車。
住宅の様子を伺っているのでしょうか。
黒ずくめの人物がインターホンを鳴らす様子
全身黒ずくめの人物が住宅に…
すると、全身黒ずくめの人物が車を降り、住宅に近づいてきます。
雨は降っていないにも関わらず、顔を隠すように傘を深々とさしています。
黒ずくめの人物はインターホンを3回にわたり鳴らします。
当時住宅に1人でいた20代の女性は怪しいと思い、あえてインターホンには応答せず、防犯カメラの映像を見ていたといいます。
「私1人で家にいたが、インターホンが鳴り、モニターを見たら、顔が映るはずのところに人がいなくて」(住人の女性)
その後、黒ずくめの人物は一度車に戻ります。
すると左手にバールのようなものを持ち、住宅の敷地内へと侵入していきます。
車には少なくとも3人が
防犯カメラの向きを変えられる
玄関の前まで来ると――
犯行が映らないよう、バールのようなもので防犯カメラを叩きつけ、向きを変えたのです。
「(室内に)入られると思った。家の裏に回る道を通る音が聞こえ怖かった」(住人の女性)
その後、警察に相談。
住人によると警察と防犯カメラの映像を確認したところ、車には少なくとも3人が乗っていたということです。
「気持ち悪しい怖いというか、鉢合わせをした時に何をしてくるか分からないと思うと、防犯自体は気をつけて、(犯人が)入れないように意識しないといけない」(住人の男性)