答志島沖の転覆事故で行方不明だった女性が見つかる 死者は3人に 三重県鳥羽市

2024年10月27日 15:29

三重県鳥羽市の答志島の沖で船が転覆した事故で、行方不明となっていた女性が発見され死亡が確認されました。

鳥羽海上保安本部によりますと、27日午前8時20分ごろ、三重県鳥羽市の答志島沖の事故現場から南東に約11.5kmの海上で、「人が漂流している」と通りかかった船の所属する漁業組合から通報がありました。

海上保安部のほか、答志島の漁船が駆け付け救助しましたが、その場で死亡が確認されました。

死亡したのは、行方不明となっていた山下美智子さんだということです。

この事故は、24日午前8時ごろ、答志島沖で転覆した漁船から島に住む山下さんの夫の定宏さんが、その後、船長の西川豊博さんが見つかり、いずれも死亡が確認されていました。

山下さん夫婦は容体が悪化した親族の見舞いに、伊勢市内の病院に行くため、23日夜、西川さんの船で答志島を出発し船はその後、連絡が取れなくなったということです。

海上保安部は当時の状況を詳しく調べています。

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