赤ちゃん2人の遺体を自宅に遺棄した母親に懲役2年求刑 名古屋

2024年10月29日 20:26

名古屋市の自宅に赤ちゃん2人の遺体を遺棄した罪に問われている女に、検察は懲役2年を求刑しました。

 起訴状によりますと、入村恵被告(38)は2013年12月頃から今年5月までの間、中区栄の集合住宅の一室などで自分が産んだ赤ちゃん2人の遺体をビニール袋に入れるなどして遺棄した罪に問われています。

 裁判で検察側は「遺体を長期間放置し続けたのは悪質な犯行で、被告の刑事責任は重い」などとして入村被告に懲役2年を求刑しました。

 一方、弁護側は「遺棄から3年以上経過し、時効が成立している」などとして裁判を打ち切る「免訴」を、それが認められない場合は執行猶予付きの判決を求めました。

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