障害ある患者に暴言「ダンゴムシみたい」16件の虐待認定 関わった職員8人 三重・鈴鹿病院

2024年10月31日 17:38

三重県鈴鹿市の国立病院機構鈴鹿病院で、職員が障害のある患者に対し虐待と疑われる行為をしていた問題で、16件が虐待と認定されました。

 鈴鹿病院と三重県などによりますと、障害のある患者に対する「ダンゴムシみたいだ」などの暴言のほか、入浴後にバスタオルをかけたまま15分ほど放置するなど、虐待と疑われる行為が去年合わせて36件ありました。

 患者が入院前に住んでいた自治体が調査を行い、36件のうちの16件を虐待と認定しました。

 内訳は身体的虐待が4件、心理的虐待が3件、放棄・放置が9件です。

 被害者は13人で、職員8人が関わっていました。

 県は実態を把握するために直接立ち入り、再発防止の指導をする方針です。

 

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