「大変な罪を犯してしまった」前池田町長に執行猶予付きの有罪判決 入札巡り加重収賄などの罪
2024年11月19日 12:27
岐阜県池田町が発注した工事の入札をめぐり、加重収賄などの罪に問われている前町長の裁判で、岐阜地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、岡崎和夫被告は町長だったおととし2月、電気工事会社の元社長から現金100万円を受け取り、この会社が入札に参加できるようにした加重収賄などの罪に問われています。
岐阜地裁は「収受した額は大きい。町長の立場を悪用し、不正行為の内容も悪質である」とした一方、「事実を認めて反省している」などとして、懲役2年6カ月執行猶予4年の判決を言い渡しました。
「大変な罪を犯してしまった。裏切ってしまった、大変申し訳ない。心からおわび申し上げたい」(前池田町長 岡崎和夫被告)