藤井聡太七冠今年初のタイトル戦「王将戦」 静岡・掛川の特産品にちなみ、おやつは抹茶まぶした大福
2025年1月13日 16:33
将棋の藤井聡太七冠の今年最初のタイトル戦、「王将戦七番勝負」第1局の2日目が静岡県で行われています。
今期の王将戦、藤井七冠にとっては、タイトルの防衛と4連覇をかけた戦いです。
「茶室も素晴らしい雰囲気」(藤井聡太七冠)
今回の対局場は、静岡県掛川市にある「掛川城二の丸茶室」。
藤井七冠にとってこの場所は今回が3回目。そして、挑戦者は永瀬拓矢九段です。
「掛川の印象はやっぱりお茶がおいしいということと、前回来た特にフレッシュジュースをたくさんいただいたと記憶している」(永瀬拓矢九段)
永瀬九段にとっては、2021年の対局以来の思い出の地です。12日、永瀬九段の先手で始まった第1局。
今年の目標に「挑戦」と「工夫」を掲げた藤井聡太七冠
今年掲げた目標は「挑戦」と「工夫」
一夜明けて、将棋盤に1日目の盤面が再現されていきます。そして、12日に永瀬九段が記した「封じ手」が開封されました。
午前9時に対局が再開しました。6日に名古屋で行われた「指し初め式」や11日の会見の場で、今年の目標に「挑戦」と「工夫」を掲げた藤井七冠。
そんな藤井七冠におやつも「工夫」で応えます。午前のおやつは、掛川特産の「お茶」にちなんで、抹茶をまぶした大福と紅茶です。
「毎年いろいろな“工夫”をして用意していただいていることを感じているので、今年も楽しみにしています」(藤井七冠)
そして勝負めしは…藤井七冠は「掛川牛もも肉のカツカレー」。永瀬九段は、2日連続で「チーズイン煮込みハンバーグ」でした。
対局は、夜までに勝負が決まる見通しです。