ドラゴンズ新人が自主トレ入り 金丸夢斗投手は別メニュー調整、森駿太選手は「視力1.7」
2025年1月13日 14:08
ドラゴンズの期待のルーキーたちが、いよいよ始動しました。
11日のナゴヤ球場、快晴の青空のもと始まったドラゴンズの新人合同自主トレ。ルーキーたちは時折笑顔を見せながら、練習がスタートしました。
その動きを一目見ようと、首脳陣たちも勢ぞろい。井上一樹監督も視察に訪れました。
「意気込みすぎて、けがをすることがないように。右も左もわからない世界に来たわけですから、ドラフト同期同士協力しあってやりなさいと伝えた」(井上監督)
注目のドラフト1位・金丸夢斗投手は全体とは別メニューでの調整。監督が見つめる中、5~6割程度の力でキャッチボールを行いました。
腰のケガを持つ金の卵に対して、井上監督はーー。
「メディアは『金丸くん、金丸くん』と煽ることもあるかもしれないけれど、冷静な部分を持ちなさい。周りに左右されることは決してないように」(井上監督)
指揮官の思いを、金丸投手もしっかりと受け止めています。
「自分のペースを崩さずキャンプを迎えられるように、レベルアップをして2月を迎えたい」(金丸投手)
「視力1.7」のドラフト3位・森駿太選手
ルーキーたちの視覚能力を測定
続いて12日は視覚能力検査「スポーツビジョンスクリーニング」を行ったルーキーたち。スポーツに重要な視覚能力を、10項目の検査で測定しました。
最もポピュラーな「静止視力検査」で1番だったのが、ドラフト3位・森駿太選手の「視力1.7」。普段から目の疲労に気を付けている18歳が、その目でさらなる成長を見据えます。
「人間って目から入ってくる情報が1番優位になると思うので、今の視力を維持することを心掛けていきたい。143試合出続ける選手というのは、けがをしない選手だと思うので、しっかりとセルフケアをして練習に支障が出ないようにしたい」(森選手)
一方「動体視力」と「目と手の協応性」で1番だったのが、ドラフト4位・石伊雄太選手。点灯した光を素早く押していく「目と手の協応性」の検査は、10項目の中で1番、「総合的な能力」を測定できます。
キャッチャーとして重要な目を武器に、プロの世界に飛び込みます。
「評価されたのは視野の広さ。目だけでいろんな視点を持てると言われたので、そこはキャッチャーとしてプラスかなと思います。目もそうですし、体全体のことをしっかり鍛えながらキャンプインできたらと思う」(石伊選手)