御嶽山 火口周辺警報「噴火警戒レベル2 火口周辺規制」を継続 気象庁が発表

2025年1月19日 19:09

気象庁は、19日午後4時、岐阜県と長野県の県境の御嶽山について、山頂付近を震源とする火山性地震の回数がやや多い状態で推移しているとして、火口周辺警報「噴火警戒レベル2・火口周辺規制」を継続すると発表しました。

御嶽山の1日あたりの火山性地震の推移(速報値)

気象庁によりますと、御嶽山の火山性地震の1日の回数は、17日13回、18日14回、19日は15時までにに8回(速報値)でした。

火山性微動は観測されていないと言うことです。

また山体の膨張を測る傾斜計とGNSS連続観測では、火山活動によるとみられる地殻変動は認められません。

御嶽山では火山活動が高まっており、地獄谷火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるとしています。

気象庁は、地元自治体などの指示に従い危険な地域には立ち入らず、噴火時風下は風下側では火山灰だけでなく、小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため、注意が必要としています。

次の情報は、20日午後4時頃に発表の予定で、火山活動の状況に変化があった場合には、随時伝えるとしています。

 

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