結婚詐欺で約1億円をだまし取ったとされる男ら 初公判で起訴内容を認める
2025年1月20日 17:20
「結婚詐欺」で約1億円をだまし取ったとされる男らが、初公判で起訴内容を認めました。
詐欺の罪に問われているのは、いずれも名古屋市東区の無職江尻舟一被告(51)と武田佑氣被告(33)です。
起訴状などによりますと、2人は去年3月、女性(当時47歳)が江尻被告に好意を持っていることを利用し結婚を約束した上で、会社を経営している事実はないのに「下請け業者に支払う工事代金が必要」などとうそを言い、約1億円をだまし取った罪に問われています。
20日の初公判で2人は起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察側は「会社名義の口座が凍結されているが50億円以上の資産があるなどとうそをついていた」と主張しました。
2人による別の被害を訴える人は・・・
「裏切られたとかそういうことじゃなくて、お金がないのが本当につらくて、返してもらえればそれでいいが、金額が金額なので無理なのかなと」(別の被害を訴える人)