冬の風物詩「鯉のぼり寒ざらし」が公開 雪解けの冷たい水で鮮やかな色に 岐阜
2025年1月20日 17:36
「大寒」の20日、岐阜県郡上市八幡町で冬の風物詩「鯉のぼり寒ざらし」が公開されました。
「鯉のぼり寒ざらし」は郡上本染で描かれたこいのぼりを冷たい水にさらしのりを落とす伝統技法で、1年で最も寒さが厳しいころとされる「大寒」に作業が公開されています。
「大寒」というものの、郡上市八幡町の午後3時までの最高気温は10.6度で、3月上旬並みの気温の中行われました。
吉田川の支流で、郡上本染の職人がお玉やはけなどを使って手際よく丁寧にのりを落とします。
雪解けの冷たい水にさらすことで生地が引き締まり、鮮やかな色になるということです。
多くの観光客らが郡上八幡の冬の風物詩を写真に収めていました。
この「鯉のぼり寒ざらし」は来月2日にも公開される予定です。