和牛への投資名目で不正に出資金集めた疑い 愛知・岡崎市の食肉会社社長ら男女2人を逮捕 余罪2億円か
2025年1月22日 01:03
和牛への投資を名目に現金を不正に集めたとして、食肉会社の社長ら男女2人が逮捕されました。2人は少なくとも2億円を集めたとみられています。
出資法違反の疑いで逮捕されたのは、愛知県岡崎市の食肉会社「マルヨ」の社長、亀谷伸晃容疑者(58)と渉外部長、森麻矢容疑者(52)です。
警察によりますと、2人は共謀の上、2022年から翌年にかけて、名古屋市名東区の男性ら3人に対して、和牛への投資名目で、元本を保証して配当金を支払うと約束し、現金合わせておよそ3700万円を不正に集めた疑いが持たれています。
警察は、2人の認否を明らかにしていません。
2人は、「1頭買いして大量に取り扱うため利益が出る」などとして、5パーセントから15パーセントの配当金が得られるとうたっていたということです。
2人は、同様の手口で少なくとも2億7500万円を集めたとみられ、警察が余罪を調べています。