三井住友銀行頭取 日経平均株価4万4000円を予想「日本の景気は良い」

2025年01月08日 00:32
 三井住友銀行の福留朗裕頭取は、今年は日経平均株価が4万4000円程度まで上昇するのではないかとの見方を示しました。 三井住友銀行 福留朗裕頭取 「日本の景気ということですが、良いと思います。1年を通して見ると私は株価には強気というか、しっかりと下支えする材料があるので、具体的には4万円台、4万4000円ぐらいを見ています」  福留頭取はアメリカの株価について、トランプ氏の大統領選勝利を受けて「楽観的な部分を先取りしている」としたうえで、今月20日の大統領就任後は「若干の調整が入ると思う」として懸念材料があることも明らかにしました。  アメリカの株価の流れを受けやすい日経平均株価については、新NISA(少額投資非課税制度)などで株式に流入する資金などが下支えすることで「乱高下しながらジワジワ上昇していくイメージだ」としています。  円相場は円安ドル高の傾向が続くとしていて、1ドル=150円を中心に140円から160円の値動きになるとの見方を示しました。  また、日本製鉄によるUSスチール買収が阻止されたことについては「残念だと思っている」としつつも成功を「信じている」としていて、引き続き銀行として日本製鉄を支援すると強調しました。

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