停戦交渉が再開 ガザ地区での死者4万人超に

2024年08月16日 17:15
 ガザ地区でイスラエルとイスラム組織「ハマス」との衝突が始まって以降、パレスチナ側の死者が4万人を超えたことが分かりました。  ガザ保健当局は15日、一連の衝突が始まった去年10月以降、死者が4万5人に上ったと発表しました。  ガザ地区南部ハンユニスなどでは、14日もイスラエル軍による攻撃があり、約20人が死亡するなど死傷者の数は増え続けています。  一方、停戦を巡る交渉は15日、アメリカやエジプトなどが仲介する形でカタールで再開されました。  ハマスは協議には参加せず、その後、仲介国の担当者と交渉をするとしています。  アメリカのカービー大統領補佐官は「重要な一歩」としつつも、「きょう、合意に至るとは思っていない」とし、交渉が16日も続くという考えを示しました。

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