ドイツ3人殺害テロで「イスラム国」が犯行声明 15歳少年逮捕 実行犯は逃走

2024年08月25日 04:35
 ドイツ西部で23日、祭りの最中に男が来場者らを刃物で襲い3人が殺害された事件で、過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出しました。また、警察は事件の計画を知りながら通報しなかった疑いで、15歳の少年を逮捕しました。  ドイツ西部のゾーリンゲン市で23日夜、市の創立650周年を祝う祭りの最中に男が刃物で来場者らを次々と襲い、3人が死亡、8人が重軽傷を負いました。  ロイター通信によりますと、24日、過激派組織「イスラム国」が「パレスチナや他の地のイスラム教徒のための報復だ」とする犯行声明を出したということです。  また、ドイツメディアは警察が24日、事件の計画を知りながら警察に通報しなかった疑いで、中央アジア・キルギス出身の15歳の少年を難民保護施設で逮捕したと伝えています。  逃走中の実行犯の男は襲撃の際、アラビア語で「神は偉大なり」を意味する「アラー・アクバル」と叫んでいたということです。  警察は実行犯は1人とみていて、無差別のテロ事件として捜査しています。

これまでに入っているニュース