どこから来た?都内の住宅にサル 警察官が出動の騒ぎに

2024年06月26日 19:58
 26日正午ごろ、東京都内の住宅街に現れた野生のサル。畑の野菜を荒らす様子も。警察官や地域の住民総出で捕獲に乗り出す騒ぎとなっています。 ■都内の住宅街にサル 大捕物に  一報を聞き、住宅街を走るカメラ。角を曲がると現れたのはサルです。毛づくろいを始めます。  現場は立川駅から徒歩20分ほどの住宅街です。26日午前、東京・立川市でサルがいるとの通報がありました。 近隣住民 「可愛いけど、可愛いけど、可愛いね」  近隣の人々が集まってきますが、警戒する様子はありません。 近隣住民 「初めて見ました」 NPO法人生物行動進化研究センター 理事長 パンク町田さん 「成獣の雌じゃないかと思う。50センチって、もう大人ですよ」  サルは住宅へ入ります。 110番通報する住民 「サルが家の庭にいるんです」  近隣住民が網を持ち出します。警察官を差し置き、捕獲に向かいます。ただ、サルは追跡の手をかいくぐり…。農作物への被害も。 ■都内の家の中にサル 捕獲作戦へ  立川市の住宅街に出現したサル。住民が捕獲に乗り出します。追跡を振り払うかのように屋根に…。  警察官が追跡します。  応援の警察官も増え、様子をうかがいます。なんとも自由なサル。一眠りし、おなかが空いたのでしょうか。  有刺鉄線もなんのその。器用に潜り抜けます。そして再び道路へ。市の職員らに囲まれます。 ■どこから来た?都内の住宅にサル  農作物への被害も…。午後4時現在。市の職員らがサルを見守り続けています。 立川市の職員 「サルが近寄ることもあると思う。当然、爪とか危険。興奮するとどうなるか。むやみに近付かない、目を合わさない」  立川市の住宅街に現れたサル。一体どこから来たのでしょうか。 NPO法人生物行動進化研究センター 理事長 パンク町田さん 「当然、あそこら辺にいるのは多摩地区」 「(Q.移動距離としては、そう驚く距離ではない?)全然、普通ですよね。もっと都会に来てもおかしくない。かなり空腹になったので、住宅近くの食料に手を付けたと。それによって人慣れが進んだ可能性があります。餌(えさ)付けすると人を襲うようになってしまいますので、餌付けは絶対してはいけないです」

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