最低賃金引き上げ 意見まとまらず結論持ち越し

2024年07月24日 07:07
 今年度の最低賃金の引き上げの目安を決める大詰めの審議は、労働者側と企業側の意見がまとまらず、結論は持ち越しとなりました。  23日午後2時に始まった審議は、およそ8時間続きましたが、労働者側と企業側の主張に隔たりがあるとして、決着せずに一度打ち切られました。  関係者によりますと、時給1050円台半ばとする方向で調整しているということです。  これまでの審議では、労働者側が大幅な引き上げを求めている一方、企業側は慎重な姿勢を示していました。  1050円台半ばで決着すれば、現在の全国平均1004円から50円ほどの増額となり、引き上げ幅は過去最大です。  審議は24日午前10時に再開する予定です。

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