スーパーナンペイ強盗殺人事件から29年 恩師「一番無念なのは本人」

2024年07月30日 12:27
 東京・八王子市のスーパー「ナンペイ」で女子高校生ら3人が殺害された強盗殺人事件から30日で29年です。女子高校生の恩師が「一番無念なのは本人だ」と悔しさをにじませました。  1995年7月30日。「ナンペイ」の事務所で矢吹恵さん、前田寛美さん、稲垣則子さんが拳銃で撃たれ殺害されました。  矢吹さんが通っていた高校の学年主任だった伊藤孝久さん(73)が事件への思いを語りました。 矢吹さんの高校の学年主任 伊藤孝久さん 「犯人を逮捕してほしいというのが一番。真相が知りたい。なぜ、こんな事件が起きたのか。(矢吹さんは)いつもニコニコしていて笑顔が絶えない。命があれば…高校生のお母さんになっている年代。一番無念なのは本人自身」  警視庁はこれまで、事件直前に店を訪れ犯人を目撃した可能性がある若い男女から話を聞けておらず、名乗り出てほしいとしています。

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