気象庁によりますと、今年7月の日本の月平均気温は平年より2.16℃高く、統計を開始した1898年以降、7月としては去年の記録をさらに上回り、最も高くなったことが分かりました。 　地域別では東日本で2.3℃、沖縄・奄美で1.3℃高く、いずれも統計を開始した1946年以降の7月として歴代1位の高温になり、全国では153地点のうち62地点で歴代1位の高温になりました。 　今後、向こう1カ月も全国的に高温となり、また8月前半は広い範囲で最高気温が35℃以上の猛暑日が多くなるなど引き続き厳しい暑さになる見込みで、気象庁は熱中症の危険性が高い状態が続くため気温の予報や熱中症警戒アラートなどに注意して熱中症を予防する行動を取ってほしいと呼びかけています。