メタノールで妻殺害 「殺意抱いたことなく、私は無実」初公判で被告否認

2024年09月03日 09:42
 吉田佳右被告(42)はおととし、東京・大田区の自宅マンションで妻の容子さん(当時40歳)にメタノールを摂取させて殺害した罪に問われています。  夫婦は大手製薬会社の第一三共で同期入社でした。  吉田被告は初公判で、起訴内容を否認しました。 吉田被告 「すべて間違っています。殺意を抱いたこともありませんし、メタノールを摂取させたこともありません。私は無実です」  メタノールはアルコールランプなどに使われる無色透明な液体です。体内に取り込むと、少量で死に至ることもあります。  吉田被告は当時、業務でメタノールを扱っていました。 検察側 「吉田被告が撮影した(容子さん愛飲の)焼酎パックにメタノールの痕跡が認められる」  裁判の争点は、吉田被告が容子さんにメタノールを摂取させたかどうかで、判決は来月30日に言い渡される予定です。 (「グッド!モーニング」2024年9月3日放送分より)

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