埼玉で火災3件“半径6km”で 激しく燃え上がる炎“人影”も…

2024年09月16日 19:28
■激しく燃え上がる炎“人影”も… 救助を目撃した人 「煙がひどかった。もうすごい、息できないぐらい」  暗い夜空に激しく燃え上がる炎。2階の窓にははしごが掛けられ、住民らしき人影が…。 火事を目撃した人 「火の上がり方がもう、時々、爆発とかボンボンッと」  15日午前1時半ごろ、久喜市にある木造2階建ての店舗兼住宅で起きた火災。燃え盛る炎と煙のなか、カメラは住民らしき人が救助される姿を捉えていました。  2階の窓に掛けられたはしごをつたい、部屋にいた人が助け出される様子が映っています。  続いて、別の男性が自力ではしごを下りる姿が…。 救助を目撃した人 「窓のところに2人いた」 「先におじいちゃんが(救助され)、後から(別の)男性が少しづつ、はいはいみたいに(下りてきた)」  2人は70代と30代の男性とみられています。  建物は全焼しましたが、けが人はいませんでした。 ■“原因不明”火災3件続発 関係は?  実はこの夜、付近では相次いで火災が起きていました。  午前0時すぎ、久喜市の隣、杉戸町では納屋などが燃える火事が。 火事を目撃した人 「何事なんだろうと思って、カーテンをパッと開けただけでも前が真っ赤なんです、火が高くなっちゃってて」  およそ4時間燃え続けたこの火災で納屋が全焼。  さらに、午前3時前には不気味な炎が夜空を焦がしています。 火事を目撃した人 「爆発音が2、3回聞こえた。窓の外を見たら黒煙がもうもうと上がっていて、下から赤い炎のようなものが見えていた」  白岡市では、廃油などを保管している資材置き場が燃えました。  3つの火災現場を見ると、午前0時すぎに起きた杉戸町、午前1時半ごろの久喜市、そして午前3時前の白岡市と半径およそ6キロ圏内で起きていることが分かります。  警察は、出火原因や関連性があるのかどうかも含めて調べています。

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