【秋の褒章】将棋の渡辺明九段(40)に「紫綬褒章」 将棋界では最年少

2024年11月02日 05:21
 将棋の渡辺明九段(40)が「秋の褒章」で芸術・文化の分野で活躍した人や団体に贈られる「紫綬褒章」に選ばれました。 将棋 渡辺明九段 「今回、紫綬褒章を受章させていただくことになりました。これもですね、長年にわたりまして将棋界を支えていただいておりますスポンサーの皆様、また将棋ファンの皆様、また将棋関係の皆様のおかげと思っております」  紫綬褒章は長年にわたって学術・芸術上の発明、改良、創作に関して実績の著しい人に授与されるもので、将棋界での褒章受章者は渡辺明九段で16人目です。  これまでに加藤一二三九段や日本将棋連盟の羽生善治会長が授与されています。  渡辺九段は2000年4月に15歳でプロデビューを果たし、2004年12月に竜王タイトルを獲得すると、2005年11月には史上最年少の21歳で九段になりました。  現在は永世竜王、永世棋王の資格を持っています。  渡辺九段の40歳での受章は将棋界で最年少になります。

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