東京・文京区の6階建てのマンション火災の火元は自民党の参議院議員の猪口邦子さんの自宅であることが分かりました。猪口さん本人とは連絡が取れていますが、この火事で2人の死亡が確認されました。 　警視庁などによりますと、27日午後7時10分ごろ、文京区小石川の6階建てのマンションで「焦げ臭いにおいがする。ベルが鳴っている」と通報がありました。 　ポンプ車など30台以上が出動して消火活動にあたり、約5時間半後にほぼ消し止めましたが、火元の6階の1部屋150平方メートルが焼けました。 　6階は1部屋だけで、この部屋は少子化担当大臣を務めた自民党の猪口邦子参議院議員の自宅だということです。 　猪口さん本人と2人の娘のうち1人と連絡が取れていますが、猪口さんの夫ともう1人の娘とは連絡が取れていないということです。 　この火事では年齢性別不明の2人が救助されましたが、死亡が確認されました。 　警視庁が身元の確認を進めています。