男子生徒も深い傷 強い殺意か 北九州・中学生男女死傷事件

2024年12月16日 14:07
 北九州市で中学生の男女2人が男に刺されて死傷した事件で、男子生徒の傷が致命傷になりかねない深い傷だったことが分かりました。  警察によりますと、14日午後8時半ごろ、北九州市小倉南区のファストフード店で、中学3年生の中島咲彩さん(15)と同級生の男子生徒(15)が40歳くらいの男からナイフのようなもので立て続けに刺されました。  中島さんは腹部を刺され、失血死で死亡し、男子生徒も腰のあたりを刺されました。  その後の捜査関係者への取材で、男子生徒も致命傷になりかねない深い傷だったことが分かりました。  警察は、男子生徒に対しても強い殺意があったとみて逃げた男の行方を追っています。  また、事件を受け、北九州市内では登校時の見守りが強化されました。 小学校校長 「現在のところ20名以上が『不安で休み』ということで連絡を受けています」  北九州市の小中学校などは、当面の間、午後5時に複数人での完全下校を行うとしています。

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