中居正広さん“女性トラブル” 当時のフジテレビ専務会見

2025年01月22日 20:09
 中居正広さんのトラブル発覚当時、フジテレビの専務だった人物の会見が現在も続いています。 元フジテレビ専務 関西テレビ 大多亮社長 「この事案につきましては私がフジテレビに在籍していた当時、専務取締役としていたが、その時の事案。発生が1年半前の事案」  関西テレビの大多亮社長。中居正広さん(52)と女性の間のトラブルが発覚したおととし6月、フジテレビで専務取締役を務めていました。  週刊文春の報道によりますと、当時、大多氏の元には女性の報告が上がってきていていたといいます。 大多亮社長 「当然、私は把握していた。この事案が起きてからほどなくして私の耳に報告が上がっている。非常に重い案件だと思った、ある種の衝撃を受けた。とにかく女性のケア、プライバシー、人権、心身のケアをしっかりやらなければいけないと強く思った。そういう状況の中で『だれかtoなかい』が放送しているのはどういうことなのかと思うが、中居氏を守ろうという意識はなかった。いつ終わらすのか、いつやめるのかは常に頭の中にあった」  フジテレビは17日の会見で動画の撮影を禁止したことなどで批判が出ました。こうした対応や一連の報道を受け、フジテレビによりますと、20日時点で75社のスポンサー企業がCMを差し止めています。  フジテレビを傘下に持つ「フジ・メディア・ホールデングス」の社外取締役を務める文化放送の齋藤清人社長は、フジテレビの会見について「あまりにも回答を差し控えるという回答が多かった」「何のための会見だったのか」と厳しく指摘しています。  22日の関西テレビの会見では、動画での撮影が許されました。 大多亮社長 「しっかり調べてほしいなと。(会見を)生では見ていませんし、こういう会見があったと書面で見て、しっかりやってほしいなと」  また、週刊文春で報じられたフジテレビ社員の関わりについては…。 大多亮社長 「中居氏と女性の間に起きた事案だと、その間に人がいてというようなことは私は把握していなかった。基本的に会食は常態化という言い方がよく分かりませんけど、基本的にはあります。ただ今回、報道されているような性の上納とか献上とか、それとは全く性質が違うと思っている。私の中ではそういうことはなかったと」  フジテレビの幹部によりますと、フジ・メディア・ホールデングスなどは23日、取締役会を開き、社員への説明を行う予定です。

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