4月からの新生活へ「慣れない電車利用で犯罪にあったら相談を」神奈川県警

2025年03月26日 17:18
 神奈川県警の本部長が4月から新生活を始める女性に向けて痴漢や盗撮などの被害に遭ったり、目撃したりした場合はすぐに警察に相談してほしいと呼び掛けました。  県警によりますと、去年に県内で発生した痴漢事案は115件、盗撮事案は279件でした。  神奈川県警の鉄道警察隊は約80人態勢で、私服や制服で車内を警戒していて、乗車回数は年間で1万5000回ほどに上るということです。  4月から新生活が始まり、慣れない路線を使う女性が増えることを受け、和田薫本部長は「なるべく空いている車両や女性専用車両を利用したり、スカートを履いてエスカレーターに乗る際は警戒してほしい」と呼び掛けました。  また、鉄道警察隊は24時間態勢で相談を受け付ける窓口を開設していて、女性職員も常駐しているため積極的に利用してほしいとしました。

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