出前朗読隊「アナの宅配便」で実際に読んだ絵本を全てご紹介します。絵本の題名で、五十音別に分類してあります。下の『あ』~『わ』の文字をクリックすると、五十音別のタイトルごとにご覧頂けます。
あのね、サンタの国ではね・・・
北の果ての美しい森の中に住んでいる大勢のサンタ。プレゼントを配る12月以外は何をしているんでしょう?1月は新年のあいさつをします。2月は子供たちからの手紙を1枚1枚ていねいに読んでいきます。3月にプレゼント作りをはじめて、4月には・・・。
偕成社 画 : 黒井 健 原案 : 松本 智年、一色 恭子 文 : 嘉納 純子
あほろくの川だいこ
これは美濃の国に今も伝わる民話です。川を流れてきた"あほろく"は、目が見えず自分の名前も思い出せません。そんな"あほろく"に村人は川太鼓を打つ仕事を教えます。そして、ある嵐の晩"あほろく"は「必ず助けに来る」という村人の言葉を信じて、太鼓を打ち続けます。しかし・・・
ポプラ社 画 : 梶山 俊夫 文 : 岸武 雄
アボカド・ベイビー
ある家族に、待望のあかんぼうが生まれました。ところが、あかんぼうは体が弱くて物を食べたがらないのです。そこで、アボガドを食べさせてみるとどんどん丈夫な体になっていきました。家に侵入した泥棒を追い払ったり、いじめっ子を投げ飛ばしたりとなんとも勇敢なあかんぼうに変身!たくましく成長するあかんぼうのお話です。
ほるぷ出版 作 : ジョン・バーニンガム 訳 : 青山 南
あめのひに
あるあめの日、女の子がひとりでおるすばんをしていると、「トントントン!」とドアをたたく音がしました。アリの家族、ハリネズミ、ネコやクマなど、つぎつぎとあまやどりにやってきました。しかし、あめはちっともやみません。ますますはげしくふってきました。ついに、へやのなかにあまみずがおしよせてきました。みずはどんどんあがってきて、みんなでやねうらべやへあがると......
作 : チェ・ソンオク 絵 : キム・ヒョウン 訳 : 星あキラ、キム・ヨンジョン
ありがたいこってす!
むかし、ある小さな村にまずしい不幸な男がいた。そんな暮らしに耐えられなくなった男は、「何か良い知恵はないものか」とラビ(先生)のところに行った。ラビの言うことを聞き、素直に実行に移す男は、果たして幸せになれるのでしょうか…?
童話館出版 作 : マーゴット・ツェマック 訳 : わたなべ・しげお
アリゲール デパートではたらく
誕生日のオオカミは、「約束なんかしなくても、友達はきっとお祝いに来てくれるはず。」と、庭先や家の中を掃除しています。しかし、夜になっても誰も来てくれず、寂しい気持ちに耐えられなくなったオオカミは、心を捨てることを決めますが・・・?
偕成社 作 : 内田 麟太郎 絵 : 降矢 なな
アレクサンダとぜんまいねずみ
アレクサンダはある日、おもちゃのねずみのウィリーと出会います。人気者のウィリーのようになりたいと思うアレクサンダは、生きものを他のものにかえられる、まほうのトカゲに会いにゆくのですが・・・。
好学社 作・絵 : レオ・レオニ 訳 : 谷川 俊太郎
あわてない あわてない
お昼寝の時間です。ゴゴゴゴーッ…だれのいびき? と思ったら本当の地震です!「きゃーっ、こわいーっ」みんなはおおさわぎ。そのときメエコ先生が「だいじょうぶよ! あわてない、あわてない」と言ってくれて…。
童心社 脚本・絵 : 仲川 道子
いたずらえほんがたべちゃった
少女・ベラは、犬を連れて絵本のなかをおさんぽしています。ページをよこぎると、そのとき・・・あれ?犬がきえちゃった!「えほんがいぬをたべちゃった!」そこへ友達のベンがやってきました。しらべにいくと・・・あれ?ベンもきえちゃった!困ったベラは、ページのあいだにはいっていくことにしました!絵本から、みんなを無事に助けだしてあげられるかな?
ブロンズ新社 作 : リチャード・バーン 訳 : 林 木林
いたずらおばけ
3人家族のおばけ「クー」はお父さんに化け方を教えてもらっていますが、なかなかお父さんのようにはうまくいきません。 「イラエ、ケバオ」というのが化けるときの呪文。狼になろうと思ったら、かわいらしい豚に変身してしまいましたよ。 はたしてクーはちゃんと化けられるようになるんでしょうか。
童心社 作 : 堀尾 青史 画 : 鈴木 寿雄
大型紙しばい いなむらの火
庄屋の五兵衛は地震の後、津波がくると予感し、収穫した大切な稲むらに火をつけて知らせ、村人を救った。感動の物語。
童心社 脚本 : 川崎 大治 絵 : 降矢 洋子
いま、なんさい?
5歳の誕生日をむかえた主人公のゆきちゃんが保育園の先生たちに自分がいくつになったのかクイズを出していく物語。しかし、先生達は「何才?」の「○○さい」にかけてダジャレで応えます。そしてついにゆきちゃんは泣き出してしまいます。さ、その後どうなったのか?気持ちが温かくなる絵本です。そして、いくつも出てくる言葉遊びは大人でも楽しめます。
BL出版 作 : ひがし ちから
いやっ!
「いやっ!」ばかり言ってしまう可愛いサイの子供が、「これではダメなんだ!」と気づいてイヤイヤ期を脱出。友達の輪を大切にするお話です。
ブロンズ新社 作 : トレーシー・コーデュロイ 絵 : ティム・ワーンズ 訳 : 三辺 律子
宇宙人のしゃしん
あるおやすみの日、宇宙人の親子が「にんげん」を見に地球に出かけます。地球の動物が全部いる、という動物園に行った親子。「にんげん」の写真を撮ろうといろんな動物のおりを見学します。さて、最後にやっと撮れた写真。どんな「にんげん」が写っていたのでしょう?!
児童図書館 作 : 二ール・レイトン 訳 : まつかわ まゆみ
うまれかわったヘラジカさん
いつもぼーっとしているヘラジカさん。何事にも消極的…。しかしある日、一念発起!ヨットを見つけ一人で冒険に出ます。そこで1匹のカメさんと出会い、ヘラジカさんの人生が大きく変わっていきます。
クレヨンハウス 作 : ニコラス・オールドランド 訳 : 落合 恵子
うみべのハリー
ハリーは、黒いぶちのある 白い犬。 ある日、ハリーは家の人と一緒に海に出かけます。カンカン照りのお日さまが苦手なハリーは、ビーチパラソルに入ろうとするのですが すでに満員。そこで、日陰を探して移動するのですが 迷子(迷犬?)になってしまいます。途中、怪物に間違えられたり、おばけと叫ばれたり、さぁ大変! かわいいハリーは、家の人と再び出会えるのでしょうか? この本は「ハリーシリーズ」として人気の本で、絵もコミカルなタッチなので眺めていて飽きません。私も個人的に大好きな絵本です。
福音館書店 文 : ジーン・ジオン 絵 : マーガレット・ブロイ・グレアム 訳 : わたなべ しげお
うみにしずんだおに
深い山の奥に住んでいるオニと子オニは、ある日一人のおじいさんとその孫に出会う。 おじいさんは土に何かを埋めておまじないをしている。 何かと聞けば、「海が荒れて高波が押し寄せ、家族が波にさらわれた」という。 オニの心には、その言葉が深く刻まれた。 ある朝、もの凄い嵐がオニの住む山を襲った。 オニは、あのおじいさんの話を思い出す。 「海が荒れて高波が押し寄せ、家族が波にさらわれた」 正義感の強いオニが、今、立ち上がる!!
童心社 脚本 : 松谷 みよ子 画 : 二俣 英五郎
うんちしたのはだれよ!
ある日、もぐら君の頭になんと"うんち"が落とされたのです。 「誰だ!ぼくの頭にウンチを落としたやつは?」もぐら君は、さっそく犯人探しに乗り出します。さぁ いったい誰がこんな悪さをしたのでしょうか?
偕成社 文 : ヴェルナー・ホルツヴァルト 絵 : ヴォルフ・エールブルッフ 訳 : 関口 裕昭
えんそくバス
子供達以上に遠足が楽しみな園長先生は前夜眠れず、寝坊してしまいます。園長先生を忘れて出発した遠足バスですが、なんとか園長先生も追いつき楽しい遠足となります。
童心社 文 : 中川 ひろたか 絵 : 村上 康成
オオカミのごちそう
オオカミがクヌギばやしの中でコブタを見つけ、捕まえて食べようとします。逃げるコブタを追いかける途中、オオカミはいろいろな動物に会いますが、彼らには見向きもしません。オオカミの頭の中はコブタのことでいっぱい!思い出すコブタの大きさは、だんだん大きくなって・・・ そして、オオカミは遂にコブタを発見!しかし思い描いていた大きさのコブタとは違ったので、逃がしてしまうのでした。
偕成社 文 : 木村 裕一 画 : 田島 征三
おおきく おおきく おおきくなあれ
子どもたちと一緒になって物語をすすめていきます。 一、二、三のかけ声で「おおきく、おおきく、おおきくなーれ!」と声をそろえると絵本の中の卵やケーキが大きくなります。絵本いっぱいにおおきくなったケーキ、さぁどうしましょう?
童心社 脚本・画 : まついのりこ
おおきなかぶ
おじいさんが、かぶを植えたら とてつもなく大きなかぶが出来ました。 「うんとこしょ、どっこいしょ」 おじいさんがおばあさんを おばあさんが孫を、孫は犬を呼んできて・・ どれだけ呼んできても、大きなかぶを引き抜くことができません。 どこまで呼んだら、引き抜くことができるのかな。
福音館書店 ロシア民話 A.トルストイ再話
おかえりなさいスポッティ
家族の中で自分だけ体の色が違うウサギのスポッティは、パーティーがあっても一人だけ家でお留守番。寂しさのあまり、ついに家出をします。 夜、どこへも行く所がないスポッティはあるウサギの一家と出会います。その出会いがスポッティを、そして皆を変えていくのです。
文化出版局 文 : マーグレット・E・レイ 絵 : H・A・レイ 訳 : 中川 健蔵
おじいさんならできる
ヨゼフが赤ちゃんの時、おじいさんがブランケットをぬってくれました。そのブランケットは古くなりましたが、おじいさんの手によって次々と新しい使い物に変身していきます。けれどもとうとう、すっかりなくなってしまい・・・ヨゼフはどうするのでしょうか?
福音館書店 作 : フィール・ギルマン 訳 : 芦田 ルリ
おじさんのかさ
おひげのおじさんが、とっても大事にしているのが、黒くて細くてピカピカの傘。「濡れるのがいや!!」という理由で、絶対に雨の日はその傘はさしません。それぐらい大事にしているのです。 ところが、ある日、おじさんは、不思議な歌を耳にすると・・・。
講談社 作・絵 : 佐野 洋子
おたまじゃくしの101ちゃん
おたまじゃくしの101ちゃんが迷子になってしまう。そこで、101ちゃんを助けようとしたお母さんガエルが、今度は危険な状態に! さぁ、101匹のおたまじゃくしは、どうするのか?暖かい家族のお話です。
偕成社 作者 : かこさとし
お月さまってどんなあじ?
ぽっかり浮かんだお月さま。森のみんなと力を合わせて、食べてみよう!!
セーラー出版 絵と文 : マイケル・グレイニエツ 訳 : いずみちほこ
オットー 戦火をくぐったテディベア
ドイツの工場で作られたテディベアのオットー。オットーは、デビッドという男の子の誕生日プレゼントとして贈られます。オットー、デビッド、そしてデビッドの親友オスカーの3人の運命が、オットーの視点から語られています。戦争という悲しみを乗り越え、3人に訪れた奇跡とは!?
評論社 作 : トミー・ウンゲラー 訳 : 鏡 哲生
おばけだじょ
ハラハラ、ドキドキのおばけ絵本。 ちょっとこわいおばけの正体は、まさかの○○○!?
学研 作 : ツペラ ツペラ(tupera tupera)
おふとんかけたら
たこさん、まめさん、ソフトクリームさん、……。みんなおふとんで寝るのが大好き。おふとんに入ってスヤスヤ。みんなのねぞうはどうなるのかな?
ブロンズ新社 作 : かがくい ひろし
おへんじください。
くろくんがお友達のシャムちゃんにお手紙をかいている。だけど、とらくんはお手紙を出したことも、もらったこともない。おへんじってそんなに楽しみなものなの?とらくんはくろくんと一緒におへんじを待つうちに…。
偕成社 作 : 山脇 恭 絵 : 小田桐 昭
おべんとうバス
お弁当の食べ物が返事をしながら次々に乗り込んでくるバス。食べ物大好き、乗り物大好き、お返事大好きな子どもたちにぴったりです。
ひさかたチャイルド 作・絵 : 真珠 まりこ