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名古屋テレビ 放送番組審議会だより
このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時35分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
- 今月の番審だより
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- 今年度の放送番組審議会委員
<2010年11月分>
第519回 名古屋テレビ放送番組審議会
- 開催日
- 平成22年11月10日(水) 15:30~17:00
- 委員
-
- 委員長:谷川憲三
- 副委員長:小林かおり
- 委員:北村明美・加藤太郎・和田伸一郎・伊藤範久・関口敦仁
議事の概要
(1)業務報告
- 社長挨拶・民放大会報告(荒木社長)
(2)審議テーマ
- 審議番組『「にほん風景遺産」水のまち・郡上八幡 ~三十三夜 町は踊る~』 10月8日(金)10:51~放送分
- その他
委員の主な意見です。
- 時代とともに失われていく日本の風景を見事にとらえ、しかも遺産として継承しようとしていることを伝える上で、優れた番組である。
- 統一テーマによる系列局との共同制作は大変好感が持てる。地方同士の連携には他にもいろいろとあり方が考えられる。
- 自然が主役となることが多いシリーズの中でも、特に伝統文化と人々の生活をとらえた特色のある番組になっている。
- キー局とのコラボレーションが大変よく、地方局にとってはインセンティブを高め、また勉強にもなる非常に良い企画。
- このような試みは、他の番組や地上波の番組でも取り組まれたら良い。
- 加藤千洋さんのゆっくりとしたしゃべりが落ち着いていて良かった。好感が持てる。映像的にも内容的にも申し分ない。
- 主役は映像で、水の美しさが際立っていた。
- 郡上全体の見所も盛り込まれ、飽きるところが無かった。
- 若者が地域の伝統・文化を守っている姿もよく伝わってきた。
- ポリシーが良く、音楽もアコースティック系で心地よく見ることができた。
- もう少し踊りのすごさを描いて欲しかった。
- 水の音を強調するなど、デジタルの特性を活かした音響処理をすればもっと良かった。
- 踊りの始まりを待つ人々のワクワク感をもう少し描いて欲しかった。
- 加藤さんの人との距離の取り方が気になった。相手をもう少しリラックスさせても良かったのではないか。
- 若者を引き付ける郡上の魅力をもう少し掘り下げて欲しかった。
- 伝統文化を支える行政の支援も描いてもよかったのではないか。
などのご意見が出されました。
局側は
- BS朝日とテレビ朝日系列22局との共同制作番組で、昨年10月に開始した。未来に残したい日本の原風景をキャッチフレーズに、日本の美しい風景と自然の恵みを受けて暮らす人や人間と自然との共生をテーマにしている。地方局のアーカイブ、地域での豊富な取材力、情報量、人的ネットワークを取り込んで、BS朝日と一緒に作っている。
- シニア層をターゲットに、地上波のゴールデン番組とは一線を画した、ゆったりとした長めのカット、少な目のテロップ、ゆっくりめのナレーションで、見終わった後の癒し感がある番組作りを心がけている。
- 今回は、水と城の町、郡上八幡の盆踊りをテーマに日本の風景を描いた。これまで郡上八幡との付き合いはすごく長いので、それまでのノウハウも活かせた。今回すごく根を張ってやったことが今後また活かせていくと思う。
- 水音の処理など、今回いただいた意見は次作にいかしていきたい。
などと答えました。
(3)次回開催予定
次回の放送番組審議会は平成23年1月12日(水)午後3時30分~
審議テーマ…未定