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名古屋テレビ 放送番組審議会だより
このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回開催予定です。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時00分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
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- 今年度の放送番組審議会委員
<2024年11月分>
第659回 名古屋テレビ放送番組審議会
- 開催日
- 2024年11月12日(火)
-
参加者
(敬称略) -
- 委員長:五藤義徳
- 副委員長:村田陽子
- 委員:神田真秋、早川直樹、原田正樹、小出麻緒、林 秀弥、浦上愛子
議事の概要
(1)業務報告
- 社長挨拶
- 2024年度上期番組種別実績
- 2024年度下期基本番組種別
(2)審議テーマ
- 『ドデスカ+』(毎週月曜~金曜 午後3:40~午後7:00放送)
- その他
委員の主な意見です。
- 朝の「ドデスカ!」の夕方版であるこの番組は、前番組の「アップ!」からの番組改編から約1年経つが、すっかりメ~テレの看板番組となっている。MCの濱田隼アナウンサーは落ち着いた進行ぶりが気持ちよく、安心して視聴できる。「アップ!」からのリニューアルは成功といってよい。
- 自転車のヘルメット着用に関する企画の中で、9年前の事故で破損したヘルメットの実物にまでたどり着いていたことには感心した。着用の重要性を示す実例として最適な材料だった。今後も地域におけるメ~テレの取材力を生かし、よりよい情報を放送してくれることを期待する。
- 子どもが跳び箱に挑戦する企画は素晴らしかったが、午後6時台ではなく午後4時台に放送した方がよかったのではないか。午後6時台は帰宅した人が1日のニュースを知りたい時間帯でもあり、視聴者のニーズとずれがあるように思う。
- 自転車のヘルメット着用の企画では、愛知県の着用率しか取り上げられていなかったので、同じ東海地方の岐阜県や三重県の状況を知りたいと感じた。
- 今回は「こどもを守る」という企画があったが、「お年寄りを守る」という企画も放送してほしい。自宅で転倒して大けがをする高齢者がいたり、また高齢者を狙った闇バイト事件も頻発しているので、高齢者の健康維持や身近な防犯対策に関する企画も取り上げてほしい。
- 冒頭でのちょっとした出演者のやりとりが、よいスタートになっている。今回は、「SNS流行語ランキング」の話題だったが、出演者もSNSの最新の話題には追いついていない感じが親近感を生み、リラックスした気分で番組を見始めることができた。
- この番組を見るだけで視聴者が生活に必要な情報をすべて理解できる番組になっている。今回は自転車のヘルメット着用義務についての企画があったが、法律などのいろいろなルールが変わる際に注意すべきことがわかりやすくまとめられている。
- ノーベル物理学賞の受賞者発表の中継には物足りなさを感じた。残念ながら受賞とはならなかったが、多くの時間を割くのであれば、これまでの苦労や研究の様子などを詳しく特集するなど、東海地方に素晴らしい研究者がいることをしっかり伝えてもよかったのではないか。
局側は
- 夕方の時間帯はニュースの激戦区で、他局と差別化した独自のニュースを出していくこと、地域の課題を掘り起こすことが重要だと考えている。そのベースとなる取材力を今後も向上させていきたい。
- ナレーションだけではヘルメットの重要性が伝わりにくいという思いがあった。そのため地道な取材を積み重ね、数年前に事故で破損したヘルメットを探し出すことができた。
などと答えました。
(3)次回開催予定
開催日時:2025年1月14日(火)16時~