名古屋テレビ 放送番組審議会だより

このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回開催予定です。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時00分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。

<2024年6月分>

第655回 名古屋テレビ放送番組審議会

開催日
2024年6月11日(火)
参加者
(敬称略)
  • 委員長:五藤義徳
  • 副委員長:村田陽子
  • 委員:神田真秋、早川直樹、原田正樹、小出麻緒、林 秀弥、浦上愛子

議事の概要

(1)業務報告

  • 社長挨拶

(2)審議テーマ

  • 『ドデスカ!』(毎週月曜~金曜 朝6:00~8:00 土曜 朝6:30~7:55放送)
  • その他

委員の主な意見です。

  • 4月からリニューアルされたスタジオセットなどのテーマカラーが、ミントグリーンとピンクの配色で、朝にぴったりのさわやかな色になった。画面に出てくるテロップなどもすべてその色味に合わせていて、統一感があり見やすくてよい。
  • 「とびだせ!もっと地元に会いに行く。」をテーマにしているだけあって、ニュースだけでなく地元をクローズアップするコーナーがたくさんあってよい。喫茶店の「モーニング」を紹介するコーナーは、初めて見る店を見て楽しんだり、実際に店に行ってみたりする方も多いと思うので、店の数に限りはあるかもしれないが続けていってほしい。
  • メ~テレの看板番組だけあって飽きさせないつくりで、テンポよく、内容もバラエティに富んでいる。MCの竹田アナウンサーの気持ちいい朝の挨拶から、「今日1日がいよいよ始まるぞ」と、さわやかな空気が伝わってくる。
  • テレビ画面左上の天気情報が小さくて少し見づらい。画面に近づかないと降水確率などが読めないので、朝の用事をしながらパッと見るだけでもわかるような工夫はできないか。
  • 番組の視聴者ターゲットを考えた結果かもしれないが、経済に関する情報がほぼ見られない。新NISAが登場するなど、このところ投資が一般に広がりを見せる中で、経済に関するコーナーがないのはどういう考え方によっているのか聞きたい。
  • 愛知県の専門学校閉校のニュースをトップで時間をかけ扱ったのは、その内容やこの地域の人々の心理的な影響からすると妥当だった。コメンテーターのコメントも明快、的確で、このニュースに視聴者の心が寄り添うことにつながったのではないかと思う。
  • 天気予報では洗濯や服装など様々な生活関連の情報も含めて、非常に丁寧に扱われていてありがたい。天気予報のコーナーは番組中に5回あり、どの時間帯の視聴者にとっても見やすいと思う。一方、事故や渋滞がなかったせいか、この日は交通機関に関する情報は少なく感じた。
  • 『ドデスカ!』のコーナーは動画配信プラットフォームのLocipoでは配信されているが、TVerでは配信されていない。『ドデスカ!』には放送エリア外の人にも有用な東海地方の観光情報がたくさんあるので、動画配信については工夫の余地があるのではないか。

局側は

  • 若手スタッフの意見を取り入れ、4月にスタジオセットやテロップのデザインを大きく変更した。これが皆さんにいい評価をいただけたようで非常に安心した。
  • 経済の話題は今回ご覧いただいた放送回ではあまりなかったが、生活に密接にかかわる話題なので、扱わないことにしているわけではない。「イマネタ」というコーナーでは新NISAについて取り上げたこともある。
  • 『ドデスカ!』をよりよくするには、他局とは違う独自性のある視点でローカルの情報を伝えることが必要だと考えている。報道セクションやアナウンサー、技術スタッフなどメ~テレの総力を挙げて、視聴者に信頼され、受け入れられる番組にしていきたい。

などと答えました。

(3)次回開催予定

開催日時:2024年7月9日(火)16時15分~