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「青少年と放送」問題への対応について

民放連・放送基準審議会の取り組み

日本民間放送連盟(民放連)は、放送が児童・青少年に与える影響を考慮し、「『青少年と放送』問題」への対応に取り組んでいます。

民放連が自主的な倫理基準として制定した「放送基準」の3章には「児童および青少年への配慮」を掲げ、第18条で「放送時間帯に応じ、児童・青少年の視聴に十分配慮する」としています。放送基準審議会では、1999年9月に、下記の下線部分を追加しています。さらに、2001年3月には下記の二重下線部分を追加しています。

放送基準

(第18条)放送時間帯に応じ、児童および青少年の視聴に十分配慮する。 放送時間によって児童・青少年の視聴の程度や態様が異なり、放送が与える影響にも差がある。このことを念頭において、放送時間帯や番組内容に配慮しなければならない。 特に暴力・性などに関する内容については放送時間に細心の注意が求められる。
テレビでは、午後5時~9時に放送する番組について、とりわけ児童の視聴に十分配慮する。
また、午後9時以降の劇場用映画やドラマなどにおいても保護者による児童・青少年への配慮が必要であると各放送事業者が判断した場合、番組の冒頭での事前表示や他の有効な方法による事前表示を行なうこととする。

名古屋テレビの対応について

名古屋テレビでも、この基準に従い番組制作および編成をしています。 また、児童・青少年が視聴した場合に、一部注意を要する内容があると判断した場合には 事前にその旨を情報開示します。

名古屋テレビでは、「青少年に見てもらいたい番組」として以下の番組を挙げています。

★日本のチカラ
土曜 午前5時20分~5時50分
★題名のない音楽会
土曜 午前6時~6時30分
★ドラえもん
土曜 午後5時~5時30分
★人生の楽園
土曜 午後6時~6時30分

※以上4番組は、テレビ朝日選定番組と重なります。(2024年10月現在)

★テレメンタリー
火曜 午前2時~2時30分
★ドデスカ!メ~ロメロ!セレクション
日曜 午前11時~11時45分

※以上2番組は、メ~テレ独自選定。(2024年10月現在)

どうぞ、ご覧下さい。

放送と青少年に関する委員会

日本民間放送連盟とNHKでは、放送事業者による自主的な機関として、2000年4月1日、 あらたに「放送と青少年に関する委員会(青少年委員会)」を設置しました。

この委員会は、視聴者から寄せられた放送と青少年に関する意見について審議し、寄せられた意見および委員会の見解を放送事業者に連絡するとともに公表し、放送事業者の自主的検討を要請します。その検討結果または具体的対応について報告を求め、これを公表します。

さらに、番組の向上に向けた意見交換や調査研究を通して、視聴者と 放送事業者を結ぶ回路としての役割を担っていきます。

放送と青少年に関する委員会