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名古屋テレビ 放送番組審議会だより
このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時35分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
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- 今年度の放送番組審議会委員
<2011年10月分>
第528回 名古屋テレビ放送番組審議会
- 開催日
- 平成23年10月12日(水) 15:30~17:00
- 委員
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- 委員長:谷川憲三
- 委員:大野智彦・松浦好治・関口敦仁・柘植康英・池田桂子・諏訪哲史
議事の概要
(1)業務報告
- 社長挨拶(荒木社長)
- BPO報告(事務局)
- 『ヒバクコク~切り捨てられた残留放射線~』ABU賞受賞報告(事務局)
- 2011年度上半期視聴率報告、10月改編について(狩野局長)
- 放送番組の種別の公表に関して(狩野局長)
(2)審議テーマ
- 『ザキロバ!アシュラのススメ』9/20・10/4放送分について
- その他
委員の主な意見です。
- 企画一つ一つが面白く、楽しく見られる。
- 情報の切り口、素材選び、登場人物、構成などいろいろと工夫があり、面白い。
- 新しい遊びや店舗情報など情報提供の場にもなっている。
- 体験型情報番組として、地域の不思議なピンポイントを情報として流しており、見せ方も面白い。
- 司会の掛け合いにスピード感があると同時に抜けている感じがしてよい。
- “アシュラ”のキャラクターは精巧に出来ており、好感が持てた。シュール感、不思議感があり、深夜向け。
- “アシュラ”は、肖像権的とか宗教の尊厳という観点からすると、いかがかと思う。個人的に大事にしているイメージが壊される人もいる。
- テーマがよく研究され、取材できているが、取材の深堀度にムラがあるのが気になった。
- もう少し司会陣のトークをじっくり聞きたい。
- 東京で活躍するタレントが、名古屋の番組に出ている感じ、名古屋を知っている感じ、知識がもう少しあれば、視聴者の共感につながる。
- 不要と思われるコーナーいくつかある。
- ゲストの役割が効果的でない。“天女”や“アシュラ”の役割もよくわからない。
- スタジオ見学者の役割がはっきりしていない。
- 最後に「結果」を出す現在のバラエティ全般に見られる構成は、よく理解できない。唐突な感じがする。
- CMが最後にまとまって出てくる。さすがにつらい。もう少し散らばらせることはできないか。しかも最後のコーナーは短く終わり、見終わった感じがあまりよくない。
- 名古屋のタレントももっと使っていいのではないか。
局側は
- 深夜番組ということもあり、ためになるというよりお笑いを楽しんでもらいたい番組。とはいえ、見て得になる情報も織り交ぜてある。
- 扱っている情報は、軽いものと深堀するものと強弱をつけているが、軽くおわってしまっている情報は、テンポとしては良いものの、ファン層を広げることにつながらないかもしれない。今後の改善点の一つである。
- 「アシュラ君」は、賛否両論あると思うが、若者に人気の阿修羅像をあえてデフォルメしないで作った。おちゃめさ、愛くるしさを強調し、「天女」ともに番組のファン層を広げたいという意図がある。
- スタジオの観客は、名古屋の人たちと一緒になって番組を盛り上げたいと意図。今後の展開として、視聴者のおすすめを売り込んでもらうことも考えている。
- 今日いただいた意見は、会議で検討していることが多く、大変参考になった。今後に活かしていきたい。
などと答えました。
(3)次回開催予定
次回の放送番組審議会は平成23年11月9日(水)午後3時30分~
審議テーマ…UP!ドデスカ!スペシャル『超巨大地震・津波から身を守れ』 9月23日(金・祝)放送