(2)審議テーマ

• 3月31日(土)　12:00～17:25放送
  メ～テレ50周年特別番組『ニッポンど真ん中遺産アワード！＆50年の映像遺産』
• その他

委員の主な意見です。

• 地域密着、地域を大切にする雰囲気が伝わり、見ごたえのある労作。地域を細かく取材し、秘蔵映像も大変勉強になった。
• 名古屋市以外のエリアもよく取り上げており、広域局としての役割をよく果たしていた。
• 50年の映像遺産を見て、映像は重要な歴史資料、民族資料になるということを改めて認識した。
• 風習遺産、ものづくり遺産は新たな視点での紹介になっていた。今後広げられるジャンルではないか。
• 過去の映像の中に現代人が入り込むという見せ方は、わかりやすく面白かった。
• アーカイブ映像は年配者には自分の一生を見せられているようで楽しいが、これを見た若い世代の反応も拾うと良かったのではないか。
• 取材をされる方々の出身中学をスーパーで紹介したのはユニークな試みで面白かった。地域のつながりを描くいい手法だと思う。
• 5時間30分は生中継などもあり、あまり長いと感じなかった。途中から見ても楽しめたのではないか。
• 5時間30分は少し長い。2回から3回に分けて放送しても良かった。また、第一部、第二部という区切り方もあったのではないか。
• 部門の分類がやや不分明。グルメより風習や映像遺産をより拡大したほうがよかったのでは。
• 公平性から見て素材の選び方が安易過ぎ、表彰する必要かあったのかと疑問に感じた。
• 大賞の最終選定がどのようになされたのか説明が足りなかった。
• 選定が終わった結果を授与式で見せる押し付けがましさがあった。視聴者が生で投票するという工夫などがあっても良かった。
• 大賞に選ばれたものや人が大きく期待はずれか、当たり前すぎた。食べ物に偏重したためか、内容が軽薄で、東海地区のど真ん中遺産ってこれっぽっちだったのか…という無念の思いがした。
• エンディングが締まらなかった。3県と共に歩むことをうたいながら、キャスターが「名古屋」を連呼していたのが気になった。
• 歴史やいわれの紹介など掘り下げ方が足りないところがあった。
• 紹介した場所の地図を出すと他地域から来た人や土地勘の無い人でも分かりやすくなったのではないか。
• これだけの長時間の番組が作れたのは大切な経験。これからも挑戦してもらいたい。
• この地域の"厚み"を見せるには良い番組。これからも時々やってもらいたい。

局側は

• 前回1月14日に放送した生番組の中で、「遺産」として残したいものを募集し、今回「アワード」としてその結果を披露した。選考の基準をうまく伝えられなかったことは反省している。選考委員の方々の結果には手を加えていない。選ばれたものにあまり優劣をつけたくないということもあり、得票数の公表はあえてしなかった。
• 東海3県発ということに対し、キャスターに説明不足のところがあった。今後はしっかり伝え、放送でも伝えていきたい。
• 歴史的背景の説明は、もう少し万遍なくすべきだった。紹介した場所の地図表示は、次回以降きちんと出していきたい。
• 秘蔵取材映像は印象の強い、面白い映像を中心に掘り起こした。土地柄や時代の移り変わりを出せたのではないかと思う。
• 今回取り上げていないものや部門もたくさんある。「ど真ん中遺産」を当社のブランドとして、今後も地域の皆さんに発信していきたい。

などと答えました。