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名古屋テレビ 放送番組審議会だより
このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時35分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
- 今月の番審だより
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- 今年度の放送番組審議会委員
<2012年5月分>
第534回 名古屋テレビ放送番組審議会
- 開催日
- 平成24年5月9日(水) 15:30~16:45
- 委員
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- 委員長:松浦好治
- 副委員長:関口敦仁
- 委員:大野智彦・柘植康英・池田桂子・諏訪哲史・佐藤久美
議事の概要
(1)業務報告
- 社長挨拶(荒木社長)
(2)審議テーマ
- 4月30日(月・祝) 9:55~11:45放送
メ~テレ50周年特別番組『地元応援団宣言!ドデスカ!UP!増刊号 GW生放送!注目のスポット 元気の秘密に迫る』 - その他
委員の主な意見です。
- 今まで気づかなかったことを丁寧に取材し、よくある観光案内番組よりも深く切り込んでいた。
- 観光によって日本をいかに再生させるのかということがいわれる時なので、東海地方の観光をプロモートするためにとても良い企画。
- 前回気になった3県の平等性や視聴者参加型の要望等が配慮され、中身の濃い情報バラエティに仕上がっていた。
- GWを盛り上げようという意識で作られた啓蒙的な観光促進番組になっており、評価できる。
- 大きなエリアで観光を紹介し、見所がよくわかった。
- ありがちではない、ある意味クセのある観光番組で良かった。
- 紹介した観光地の地図やアクセスが欲しかったし、全体像がわかるエリアマップを見せても良かった。
- 放送は、GWの始めか一週間前だったら一層タイムリーだった。
- 観光都市・東海の未来展望や予測が語られていなかった。
- 全体の統一テーマ、何を訴求するのかという軸が感じられなかった。
- スタジオ部分は設計ミス。コメンテーターが全体をつなぐ役割、まとめの機能を果たしていない。
- コメンテーターの人選、役割がよくわからないし、存在感が希薄だった。もう少し事前の打ち合わせが必要だったのでは。
- 人為的に人を集めようという観光産業の商業主義・がめつさが見えてしまい、いつか飽きられるのではないかと感じた。
- 観光PRのノウハウを教える番組の要素もあったが、需要する側にとってはそこまで知る必要もない情報も多かった。
- 観光ってこんなに媚なければできないのかと感じた。「ゆるキャラ」の周囲のおだて方にも違和感を感じた。
- 掘り下げてはいるが通常番組の延長という感じで、50周年の特別感があまり感じられなかった。
局側は
- 50周年キャンペーン「地元応援団宣言!」企画の第二弾。「観光」を掘り下げることをテーマに、大資本に頼るのではなく、ちょっとした工夫や発想の転換で盛り上げようとしている所を主に取り上げた。
- 一つのどこかに詳しく突っ込んでいくというより、いろいろな取り組みを紹介することをメインとしたため、軸を絞りきれなかった。
- コメンテーターに期待するものを明確にしきれていなかったこと、時間的に押してスタジオ部分にしわ寄せがいき、未来の展望・提言をカットせざるを得なかった点は反省点。
- 多くがメジャーな所だったことで場所やアクセス情報を出さなかった。東海3県のいろいろな場所を紹介しているというスケール感を出すためにも、スタジオでマップ紹介をすれば良かった。今後配慮したい。
などと答えました。
(3)次回開催予定
次回の放送番組審議会は平成24年6月13日(水) 午後3時30分~
審議テーマ…5月13日(日) 14:00~15:25放送
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