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名古屋テレビ 放送番組審議会だより
このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時35分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
- 今月の番審だより
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- 今年度の放送番組審議会委員
<2012年6月分>
第535回 名古屋テレビ放送番組審議会
- 開催日
- 平成24年6月13日(水) 15:30~16:50
- 委員
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- 副委員長:関口敦仁
- 委員:大野智彦・柘植康英・池田桂子・諏訪哲史・岡本直之・佐藤久美
議事の概要
(1)業務報告
- 社長挨拶(荒木社長)
(2)審議テーマ
- 5月13日(日) 14:00~15:25放送
『韓国のあるコトないコト ~最新クチコミ10連発!現地でウラドリツアー~』 - その他
委員の主な意見です。
- 次に何が出てくるか期待させ、最後まで飽きさせない番組。ソウル市内の情報が満載で、ユニークで面白い番組に仕上がっていた。
- クチコミや噂話を推論し、現地で確かめるというコンセプトは楽しめた。
- MCとゲストや現地の人とのやりとりや生き生きとした映像がテンポとリズムを生み出していた。
- 年配者にも楽しめるバラエティ。出演者もアクが強くなくいいコンビネーションだった。
- 現地の地図が非常に分かりやすかった。
- 噂に対する答えがあっさりしており、充実感が薄い。噂を厳選するか、答えに補足を加えると良かったのではないか。
- あまり脈絡のないクチコミが並べてあり、突っ込みも不足しているので、韓国をより深く理解することに迫りきれていない。
- ここなら行ってみたいと思わせる場所の紹介もなく、番組が何を伝えたいのかと感じた。日韓の文化の違いを際出させると良かったのでは。
- あっても無くても驚かない、面白くないネタが多かった。
- 出された噂が本当にあったものかどうかがわからず、真偽を確かめに行く必然性がよくわからなかったし、「ないコト」のネタに無理やり感があった。
- 噂と専門家に聞く真実とのギャップが面白いレギュラー番組と今回は設定が違っている。虚構と検証の結果とのギャップが小さく、浅く感じた。韓国に関する専門家が必要だったのではないか。
- 全体的に視聴者に「裏」を読ませ過ぎる隙の多い番組になっていた。そこを突っ込む毒のあるタレントを配する必要があったのでは。
- アクセス情報が東京発で、東京からの目線でものを見ていた。
局側は
- 月曜深夜に放送している「キングコングのあるコトないコト」の発展バージョンとして企画。日曜午後帯の視聴者に合った内容に進化させ、旅番組の要素も取り込んだ。
- ゲストを女性タレントとしたこともあり、番組の売り物の芸人トーク部分が弱くなった。
- レギュラー番組で展開している検証の醍醐味が出せず、ロケ番組の難しさを痛感した。今回いただいた意見は、次回作に活かしたい。
などと答えました。
(3)次回開催予定
次回の放送番組審議会は平成24年7月11日(水) 午後4時00分~
審議テーマ…5月31日(木) 10:51~11:45放送
メ~テレドキュメント『赤い毒 ~毒ぶどう酒事件 再審の扉~』