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名古屋テレビ 放送番組審議会だより
このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時35分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
- 今月の番審だより
- バックナンバー一覧
- 今年度の放送番組審議会委員
<2012年10月分>
第538回 名古屋テレビ放送番組審議会
- 開催日
- 平成24年10月10日(水) 15:30~17:15
- 委員
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- 副委員長:関口敦仁
- 委員:大野智彦・柘植康英・池田桂子・諏訪哲史・岡本直之・佐藤久美
議事の概要
(1)業務報告
- 社長挨拶(荒木社長)
- 2012年度上期視聴率と番組種別集計結果報告(狩野編成制作局長)
- 第18回PROGRESS賞内定報告(事務局)
(2)審議テーマ
- 9月30日(日) 午後2時00分~3時25分 放送
メ~テレ50周年特別番組『子どもが憧れの有名人に本気インタビュー』 - その他
委員の主な意見です。
- インタビュー番組は、優しそうに見えて、難しいジャンル。子どもがするインタビューを視聴者に見せて、視聴者に感動を与えようというのは、かなり野心的な企画である。
- インタビューする子どもにカメラを向けることで、子どもの希望や関心を上手に描き出している。
- インタビューする子どもの真剣さ、一所懸命さとそれに真面目に対応する有名人の姿が、心に響いた。感動的で、品があり、和やかな番組。
- インタビューするまでのプロセスを丁寧に追いかけたり、終了後、双方に感想を聞いていたのは良かった。
- 今までありそうで無い企画で、新鮮な感じがした。
- 全体を通して子どもたちへの暖かい視線が感じられ、シリーズになるといいなと感じた。
- シリアスな場面と息抜きの部分という構成の緩急があり、飽きずに見られた。
- 子どものインタビューに見られる意外性や天真爛漫さが希薄だったのは少し残念。
- インタビューする子どもたちがあまりにしっかりしていて、もう少し子どもっぽさがあるインタビューがあってもよかった。
- 男性の子どもタレントと芸人に対するインタビューは、少々お手軽に過ぎて、ともに準備不足の印象を抱かせた。
- 芸能人へのインタビューが多く、別の分野の人をもっと入れたほうが話が広がり、面白かったのではないか。
- インタビューされる側の人選の仕方が腑に落ちないところがあった。
- 放送時間がこの時間でよかったのかどうか、子どもたちが見られる朝帯とか、平日の夕方のほうが効果的なのではないか。
- この種の企画は、チャレンジなので、今後とも続けると良い。
- 子どもに夢を与え、質の高い体験を与えてもらえる番組は今後も続けて欲しい。
局側は
- 大人では予想がつかない、子どもたちの「喜び」とか「好奇心」から湧き出るピュアな発想に、有名人が実際に向かい合った時に、どんな化学反応が起きるかということを楽しんでもらえたらと企画した。
- 全国の、約3000人の子どもたちに、誰に、どんな質問をしたいか調査。約500人を超える子どもたちに実際に会って話を聞き、その上でインタビュアーを決めたが、奇しくも全員が6年生となってしまい、少ししっかりしすぎていた印象になったかもしれない。
- 視聴率的には伸び悩んだが、好意的な意見も多くいただき、例えばローカル枠でもう一度チャレンジし直すということも検討したい。
などと答えました。
(3)次回開催予定
次回の放送番組審議会は平成24年11月14日(水) 午後3時30分~
審議テーマ…9月22日(土・祝) 午後9時00分~11時15分 テレビ朝日制作 ドラマスペシャル『みをつくし料理帖』