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名古屋テレビ 放送番組審議会だより
このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時00分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
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- 今年度の放送番組審議会委員
<2013年5月分>
第544回 名古屋テレビ放送番組審議会
- 開催日
- 平成25年5月8日(水)
- 委員
-
- 委員長:松浦好治
- 副委員長:関口敦仁
- 委員:諏訪哲史・佐藤久美・広中和雄・森絵里
議事の概要
(1)業務報告
- 専務挨拶
(2)審議テーマ
- 『おなちゅう』(4月6日・13日放送分)
委員の主な意見です。
- 全体に「懐かしさ」と「優しさ」を感じるほのぼのとした番組だった。
- 単純だが面白い企画だ。同じ中学卒業という共通項で老若男女が協力でき、時には見ず知らずの卒業生の力を借りて課題を解決する姿に、同窓の有難さを感じるとともに、人と人のつながりに心が温かくなった。
- 地域の祭りや食べ物の紹介を挟みながら、地域の仲間たちの会話が続くのが良い。ブロック局として、とかくローカルのグルメか祭りなどだけに頼りがちだが、この番組は地域の生活に基盤をおいた番組として評価できる。
- お題を探してクリアしてゆくのは、運動会で言うと「借り物競争」のようなもの。その町の人だけでなく、見ている人も共有できるところがあって、非常に面白かった。
- 今回は2回とも三重県が舞台だったが、都会の中学校のケースではどう展開してゆくのか?が見てみたい。名古屋市内のど真ん中の「おなちゅう」も見てみたい。
- おもしろい回もそうでない回も混ぜながら、長く続けて欲しい。そして、東海3県をぐるっと回って欲しい。
- 誰にでもわかる問題を与えて、予定調和的にクリアしてゆく感じだ。そこをどう見るか?で番組を楽しめるかどうか、のハードルがある。
- 土曜の朝ふんわりと見ていられる番組だが、上手にやらないとチャンネルを変えられてしまうのではないか。
- ローカル色が強過ぎて自己満足的なところが多い番組で、興味や関心の無い人達には、極めて平凡な番組ではなかったか。
- 出題設定があまりにも常識的過ぎて面白くなかったし、サプライズ感が不足していたのではないか。
- もう少しゲーム性が高い方が良いのでは。困難なお題を出して、出来なければ微笑ましい罰ゲーム的決着があるとか、の方が面白いのではないか。
- 地元グルメの話は余分ではないか。そこまで話を拡げる必要は無く、地元の隠れた観光スポットや魅力などを入れた方が良かったのではないか。
- 最後に10万円の賞金がどう使われ、どんな同窓会だったのか?もう少しフォローがあると良かった。
局側は
- ローカルに根付き、地元の方が見ることもできて、参加することもでき、楽しめる番組を企画した。
- この番組は深夜の放送からスタートしたが、もともと老若男女全員で見て頂くことをめざした番組だ。そのため高い年齢層の方も見て頂けるよう、地元色を出すようにした。
- 小学生の思い出は高学年以降しか記憶が鮮明では無いし、高校は住んでいる地域を出て通学する人も多い。その土地に根ざした関係は中学生までなので、『おなちゅう』とした。
- ゲーム性を高くして“お題”を難しくし過ぎると、クリアすることばかりに一生懸命になる。すると久し振りに会った同級生ともなかなか話ができなかったりするので、このバランスには常に気をつけている。今後は少しレベルを上げる工夫もしてゆく。
などと答えました。
(3)次回開催予定
次回の放送番組審議会は平成25年6月12日(水)午後3時30分~
審議テーマ…5月12日(日)14時00分~15時00分放送
『女性応援バラエティー オカン社長!!~100万人計画~』