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名古屋テレビ 放送番組審議会だより

このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時00分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。

<2014年11月分>

第559回 名古屋テレビ放送番組審議会

開催日
平成26年11月12日(水) 15:30~17:00
委員
  • 委員長:関口敦仁
  • 副委員長:諏訪哲史
  • 委員:岡本直之・広中和雄・森絵里・町田健・牛田千鶴

議事の概要

(1)業務報告

  • 社長挨拶
  • 全国番審報告

(2)審議テーマ

  • 『名古屋ほじくりバラエティ ザキロバケイコ』
  • その他

委員の主な意見です。

  • この番組は、食材とか雑学とかあるいは街の自慢とか、色々と地元名古屋の話題を取上げることができるので、企画のテーマとしては大変良いのではないか。
  • 全体としてはあっという間の55分で、気楽に笑えるバラエティー番組として好感が持てた。
  • 気軽で気楽に見られ、気分転換にもなる。面白く愉快な番組だった。
  • ザキヤマさんのツッコミがキツ過ぎず、嫌味もあまり無く、随所で素直に笑えるところが良かった。番組全体のムードメーカーとしての役割も果たしていた。
  • ザキヤマさんの面白さは見ていて安心感があるし、ロバートの三人もそれぞれ個性があって面白い。戸田恵子さんは落ち着いた大人の存在感がある人なので、騒いでいる四人を適当にあしらう役どころとして適任だ。
  • 字幕とイラストが多く使われていて、適当な間隔で「ほじくりポイント」が紹介されていたのは大変良かった。
  • 愛西市のれんこんを取り上げたのは、この番組の最初の企画としてとても目の付け所が良かった。
  • れんこん畑と山田さん一家が織り成す何気ない日常のシーンを追いながらも、視聴者に新たな知識や情報を無理なく届けていて、巧みな番組構成だった。
  • ロバート馬場さんが山田さんに宛てた手紙のコーナーは、永年れんこん作り一筋に生きてきた山田さんをリスペクトしながら、農作業の苦労や収穫の喜びをうまく凝縮して、バラエティー風に上手く伝えていた。これはこの番組のひとつの「いい味」だった。
  • 『ザキロバケイコ』と出演者の名前をくっ付けただけだが、この番組タイトルはリズムがあって良い。
  • 名古屋という地元密着で、地元を大切にしたある種の「啓蒙的・教育的バラエティー」という感じで、収まりがやや良すぎる気がした。バラエティーというのは、やや逸脱気味になってこそ本領が発揮される気がする。
  • 疲れることなく見られたが、物足りなさを感じ総花的な印象を受けた。掘り下げるところはもっと深く掘り下げるところがあっても良かったのではないか。
  • サッカーで言うと、負けないための守備的陣形を取っている。バラエティーはスタンスが難しいが、個人的には失点覚悟で攻撃に行くバラエティーの方が好きだ。
  • 「名古屋の雑学をほじくろう」のコーナーは物足りなさを感じた。ターゲットがはっきりしていない雑学なので、「どういうところを掘り下げているのか?」ということをもっと分るような強さが欲しい。
  • 全体の進行としては面白いが、戸田恵子さんの役割がはっきりしていない。彼女がどんな立ち位置でいるのか?がもっと見えてきても良かったのではないか。戸田恵子さんの持ち味をもっとはっきり出して番組を作って欲しい。

局側は

  • 番組のコンセプトとしては、東海三県の「ヒト」「街」「モノ」を取上げてその魅力を“ほじくる”つまり“愛を持っていじくり”、改めて視聴者に伝えてゆけたら、と企画した。
  • 視聴者のターゲットとしては40歳~60歳代の女性を想定している。また土曜日の夕方という放送時間から、夕飯の支度等の「ながら視聴」も多いと思い、一つずつのネタに関して長めのコーナーになっている。
  • 今後の狙いとしては、名古屋の人でも気付いていないようなところを随時掘り下げて提案してゆける、新しい形の地域密着型バラエティーにしてゆきたい。

などと答えました。

(3)次回開催予定

次回の放送番組審議会は2015年1月14日(水)午後3時30分~