メ~テレトップ > 番組向上への取り組み > 名古屋テレビ 放送番組審議会だより > バックナンバー
名古屋テレビ 放送番組審議会だより
このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時00分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
- 今月の番審だより
- バックナンバー一覧
- 今年度の放送番組審議会委員
<2015年5月分>
第564回 名古屋テレビ放送番組審議会
- 開催日
- 平成27年5月13日(水) 15:30~17:00
- 委員
-
- 委員長:関口敦仁
- 副委員長:諏訪哲史
- 委員:片山俊介・牛田千鶴・種橋潤治・長谷川ふき子
議事の概要
(1)業務報告
- 社長挨拶
(2)審議テーマ
- 『芸能界!じぃじ&ばぁばウオッチングバラエティ 孫まご旅』
- その他
委員の主な意見です。
- 『孫まご旅』という番組タイトル通りに、おじいちゃん・おばあちゃんとお孫さんが道中で“まごまご”する様が三家族三様で、非常に楽しく見ることができた。
- 日曜日午後帯の番組で、「家族」と「旅」をテーマにしている。番組を構成するこの二つは、この時間帯の番組としてすごくマッチングが良いと感じた。
- 全体としてはまるで親戚のホームビデオを見ているような、そんな安心感と親しみがわく内容で、笑いあり、涙ありの本当に心暖まる番組だった。
- この番組のアイデアは「他局が真似をするのではないか?」というくらい良いネタというか、マーケティングをしっかりしていると感じた。週1回か月1回かのシリーズ化ができる強いコンテンツになるのではないか。
- 番組を見て、「おじいちゃん、おばあちゃんに会いたいな」とか「こういう企画が自分の家族でも出来たら良いな」というように、共感を持った視聴者が多かったのではないか。
- 一筋縄ではいかない孫とのやりとりに、四苦八苦しているおじいちゃん・おばあちゃんの姿を見て、何だかホッとしたり励まされたりした。視聴者の中には、登場した芸能人の皆さんの印象が良くなったという人が多いのではないか。
- 出演者の選択が非常に難しいと思われるなか、今回のキャスティングはとても良かった。
- スタジオでウォッチする関根さん・北斗さん・菊地さん達のコメントが、押し付けがましくなく、短い言葉で的確に表現されていた。その辺りのバランスがとても良かった。
- メ~テレ制作のバラエティーの中でも非常に上級の、レベルの高い番組で、今後もぜひ続けてゆくべき番組だと思う。
- 孫のいる人といない人、あるいは熟年層と若年層のように、境遇と年齢層によって、この番組の受け止め方は随分と違うのではないか。
- 芸能人の祖父母たちが事前に旅行内容を計画するところから撮影し、それを番組の中に入れ込んだ方が、世代が違う人たちもより番組に入り込めるのではないか。
- 少子高齢化と労働人口の減少は日本の大きな課題だが、じぃじとばぁばの元気な活力と豊富な人生経験が日本を救うカギとなりそうだ。この番組が今後そうした明るく楽しい企画になれば、と期待したい。
- 気楽に見られるバラエティー番組ながら、新しい社会の有り方への提言が出来る可能性を秘めた番組との印象だ。今後のさらなる展開に期待したい。
局側は
- メ~テレが全国ネット番組を制作・放送する意義は、系列への貢献もあるが、それ以上にメ~テレとしての制作力や全国規模での番組セールス力の強化にある。経験の蓄積になることもあり、会社として大きな課題だと思って取り組んでいる。
- 旅番組で親子や夫婦のものはよくあるが、祖父母と孫の旅はまたちょっと違った触れ合いが垣間見られる。ある意味でのドラマになると考え、この企画を立ち上げた。
- 放送が日曜日の午後帯なので、食い入る様に見るというよりは何かをしながら番組を見る人の方が多いかも知れない。だとすると番組のバックボーンとなるものをもう少し描いた方が良かったのかも知れない。
- 関根さん・北斗さん・菊地さん達の表情とかちょっとしたひと言が、見ている人達の“共感装置に”成り得ると考えた。それでスタジオでのウォッチャーとして出演して頂いた。
などと答えました。
(3)次回開催予定
次回の放送番組審議会は2015年6月10日(水)午後3時30分~