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名古屋テレビ 放送番組審議会だより

このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時00分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。

<2015年7月分>

第566回 名古屋テレビ放送番組審議会

開催日
平成27年7月8日(水) 16:00~17:30
委員
  • 委員長:関口敦仁
  • 副委員長:諏訪哲史
  • 委員:町田健・牛田千鶴・山本亜土・種橋潤治・長谷川ふき子・安村仁志

議事の概要

(1)業務報告

  • 社長挨拶
  • 日本民間放送連盟賞地区大会報告

(2)審議テーマ

  • 『1個だけイエロー』
  • その他

委員の主な意見です。

  • 普段疑問に思っていることなどを、番組内で何らかの形で解決してゆくというのは、知的好奇心を満たす大変楽しい企画だ。
  • この番組の着眼点が非常に面白い。「とことん付き合う」というコンセプトを、今後も続けてしっかり出していって欲しい。
  • MCであるココリコ田中の歯切れ良く回転の速い進行と、新川優愛のソフトな対応は、とても好感が持てて良い組み合わせだ。
  • この番組は、見ていて大して新しい発見も無くて、内容に深みも感じられない、という感じがした。
  • 「とことん付き合う」番組とのことだが、放送回のものはその姿勢があまり伝わって来なかった。少し消化不良だったのではないか。
  • どうしても『探偵ナイトスクープ』と比べてしまう。『探偵ナイトスクープ』ほど徹底していなくて、焼き直しのような感じだ。この番組はまだこれからだろうが、今の状態はセーブしているというか、弾けていない感じがする。
  • 番組のイメージカラーがイエローであることは視聴者にもストレートに伝わるだろうが、「なぜ黄色なのか?」とかタイトルの「1個だけ…」の意味は、今ひとつ良く視聴者に伝わらないのではないか。
  • “何でも扱う番組”とのことだが、番組の内容に関しては、逆に何か“縛り”があった方が、見ていて必然性を感じると思う。
  • 番組で取り上げる内容や構成がフリーなのは良いけれど、何か「落としどころ」が欲しいと思った。
  • 若者向けの番組だから深夜(24:20~24:50)の放送なのだろうが、せめてもう少し早い時間だと高齢者や子供も一緒に楽しめて、番組のファンの世代層も広がるのではないか。

(6月4日放送分)

  • 登場した爬虫類専門店店長の話が楽しく、色々な爬虫類の名前を知ることができて良かった。
  • テーマとなっていた「爬虫類に触ってみたい」なら、友達を誘ってペットショップへ行けば済むことではないのか。これが本当にテレビでやることなのか。

(6月25日放送分)

  • 普段何気なく使っている「挨拶に代えさせて頂きます」の謎については、そこに深い意味があり、日本的な文化や価値観が隠されていることを知って、知的好奇心が満たされた視聴者も多かったのではないか。
  • 「世の中の謎や疑問を解明したい」とあるが、むしろ「世の中の謎や疑問の選定にどれだけの時間をかけたのか?」が疑問である。という感じだった。

局側は

  • スタジオ収録とかロケーションとかの形式にとらわれず、番組を訪問してくれた視聴者やゲストの皆さんが、「何でも自由なことができる」そんなパッケージを目指した番組だ。
  • ゲラゲラ笑えるバラエティー番組を目指している訳ではない。「安心できて、ほっとしたものを求めている」という現代の若者の感性を元に発想した番組だ。
  • 何かを求めてこの番組を見ると、ストレスが溜まるという傾向もあるかも知れない。しかし視聴率的に見ると、一度見た方は最後まで見てくれている率の高い番組と分析している。
  • 元々この番組は「将来のメ~テレファンを獲得したい」ということで、10代20代の若い世代をターゲットにしている。テレビ朝日系列自体、年輩の方に好まれる番組が多いなか、今回のこの番組は新しい取り組みと考えている。

などと答えました。

(3)次回開催予定

次回の放送番組審議会は2015年9月9日(水)午後3時30分~