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名古屋テレビ 放送番組審議会だより
このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時00分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
- 今月の番審だより
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- 今年度の放送番組審議会委員
<2016年11月分>
第579回 名古屋テレビ放送番組審議会
- 開催日
- 平成28年11月15日(火) 15:30~17:00
- 委員
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- 委員長:安村仁志
- 副委員長:諏訪哲史
- 委員:長谷川ふき子、小川明子、鈴木貴之
議事の概要
(1)業務報告
- 社長挨拶
- 2016年度上期視聴率報告
(2)審議テーマ
- 開局55周年記念番組 『メ~テレドラマ 三人兄弟2』
- その他
委員の主な意見です。
- 深夜に大人が「ばかばかしい」と思いながら、クスッと笑える肩の凝らない、軽妙なタッチの大人のコメディーに仕上がっている。
- 深夜のドラマとしては、疲れを癒してくれるし、何も考えなくてもよい。疑問なども残らずスーッと見られるところは、番組として成功しているのではないか。
- 全体的には、『名古屋行き最終列車』と同じような姿勢で、近郊を含んだ名古屋の街にこだわったドラマの内容になっており、見る者にとってはローカル色豊かな、親しみの湧く内容になっている。
- 舞台となるコーヒー店については、「名古屋流」を浮上させようとの努力・工夫の跡が見られて好感が持てる。
- 奇想天外な展開があるところにストーリーの妙がある。ここに思わず笑いを誘ってしまう爆発性というか、意外性が自然に込められている。
- このドラマは、見ている人が日常生活のなかで、どこかで結びつくような潜在的な思いというものがストーリーの中に織り込まれており、一定の親近感や共鳴を感じることができる。
- シリーズ2の冒頭に、前作の紹介をする0(ゼロ)話があったので、自然に入ってゆくことができた。シリーズ2から見始めた人に対する工夫がされていて良かった。
- 起用した俳優さんそれぞれにとても多様な魅力があり、それを良く発信できていると思う。
- コメディードラマは演技の上手・下手が表れやすい。ベテランの俳優さんたちと、タレントさんとでは、見ていて差が感じられてしまった。
- あまりにも設定がブッ飛んでいるので、感情移入をしたりドキドキ感がない反面、架空の設定なので安心して見ていられるというのがある。それが良い。
- 「ザキッサテン」のコーナーでは、取り上げたお店の情報が番組ホームページに掲載してあるのはありがたい。
- 「ザキッサテン」では、2位以下のお店がリアルなものなのかどうかが気になった。今後は双方向で、視聴者のアンケートを取るなどしても面白いのではないだろうか。
- コメディードラマとしては、ギャグの密度とか話が進むスピードなど、少しテンポが遅いのではないか。もっと全体のテンポが速い方が良いのではないか。
- このドラマに全体としてのストーリーが必要なのだろうか。今後ネットでの配信などを視野に入れると、一話完結で、勧善懲悪的なものの方が見やすいのではないか。
- 「もっと見慣れた風景が欲しい」と思った。喫茶店という閉じられた空間が舞台なので、設定自体に無理があると思うが、見慣れた風景が出てくると名古屋人は嬉しいのではないか。そういう意味で、もっとランドマークが入ってくると良いと思う。
- 深夜のドラマとはいえ、橋本マナミさんのヌードシーンは本当に必要なのだろうか?予定調和の面白さはあるが、もう少し知的なフレグランスのある笑いみたいなものが入っていても良いのではないだろうか。
- この『三人兄弟』が、『名古屋行き最終列車』と並んでメ~テレの看板ドラマとなり、第三弾・第四弾とシリーズ化されることを望みたい。
局側は
- このドラマは「もてない」「金ない」「意気地ない」という、普通なら主人公に成り得ないダメな三兄弟を主人公にした。
- 非常に個性の強い三人の俳優さんを起用し、またマドンナ役にも話題の女優さんたちを揃え、どんな“化学反応”を起こすかを楽しみに制作したコメディードラマだ。
- 名古屋独特の「喫茶店文化」を取り上げて、三人兄弟が奮闘する青春群像を描きたかった。
- メ~テレのシリーズドラマに成長させたいと考え、今回シーズン2を制作したものだ。
などと答えました。
(3)次回開催予定
開催日時:2017年1月17日(火)午後3時30分~