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名古屋テレビ 放送番組審議会だより
このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回(8月と12月は休会)開催されます。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時00分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
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- 今年度の放送番組審議会委員
<2019年2月分>
第601回 名古屋テレビ放送番組審議会
- 開催日
- 平成31年2月12日(火) 15:30~17:20
-
参加者
(敬称略) -
- 委員長:安村仁志
- 副委員長:小川明子
- 委員:丹羽慎治、田中彩子、中 裕史、大竹敏之、裵 貞嬉、五藤義徳
議事の概要
(1)業務報告
- 社長挨拶
(2)審議テーマ
- 『旅してゴメン特別編 冬の長良川鉄道 答エハナクトモ旅ハ流ルル』
- その他
委員の主な意見です。
- お正月の番組らしく、肩が凝らないつくりで、寝転がって見られるような気楽な番組になっていた。
- 『ウドちゃんの旅してゴメン』は、良い意味でのゆるさがのんびり旅をするイメージに合っていて、ウドちゃんの押しの強くないキャラクターが、そのままこの番組のほのぼのとした空気になっている。
- 予定調和ではない“行き当たりばったり感”みたいなところと、そもそもウドちゃんのキャラクターが番組長寿の秘訣で、高視聴率の源なのではないか。
- この番組は、スタジオものにはない空気感というか社会感のようなものが、家の中に吹き込んでくるようだ。番組がこうしたつくりになっていることに、落ち着きを感じる視聴者はいるはずだ。
- 今回の特別編は、ゲストの山本耕史さんと野呂佳代さんの二人が秀逸だった。非常に良いキャスティングをしていたと思う。
- ゲスト二人の飾らない人柄が画面を通して感じられ、穏やかな語り口にも好感が持てた。こうしたところがウドちゃんのキャラクターとうまく絡み合っていて、良い番組に仕上がっていた。
- 長良川鉄道、そして沿線の行くべきところと見るべきところの紹介に加えて、出演者の魅力を伝えるような、そんな厚みのある番組になっていた。
- 普段の番組に比べてゲスト二人がいる分、地元の人々とのやりとりが少なかった。しかし、その分ゲストとのトークに時間が割かれていて、バラエティー番組としては面白かった。
- 特別編だからといって普段の番組の色を変えずに、旅先の情報と現地の人々との触れ合い、そして旅を楽しむ事のバランスをもう少しうまく取れたら、もっと良かったのではないか。
- 今回の特別編はゲストの二人が入ったので、“のんびり感”は感じられなかった。人のトークを見ているようで、旅に行った気にはならなかった。
- 冒頭美濃太田駅で「名物の駅弁」と紹介されたが、中身が全く分からなかった。映像で紹介することができないなら、せめてテロップ等で補足して欲しかった。
- 美濃太田市が「うだつが上がる街並み」というのは定番だと思うが、「うだつとは何ぞや?」ということも、少しくらい解説した方が良かったのではないか。
- 施設を紹介する時に、テロップで入館料は出ているが、休日や営業時間などの情報も盛り込んでおいた方が、視聴者に対して親切だったのではないか。
- 訪れた酒蔵で、野呂佳代さんに全員の酒代を払わせていたが、いくらジャンケンの結果とはいうものの、見ている方はあまり良い気持ちがしなかった。
- 最近いろいろなテレビ局で手軽な旅番組がやたらと多く、またエンターテインメントの要素が強くなってきていると感じる。そんな中でこの番組はどういう位置を保ってゆくのか。培ってきた特色を徹底的に維持してゆくのが良いのではないか。ブレてはダメだと思う。
局側は
- 『ウドちゃんの旅してゴメン』は、2003年にスタートして今年で16年目を迎えるメ~テレの長寿番組。普段は毎週土曜日16:55~17:25に30分番組で放送している。
- 今回の特別編は、ゲスト二人をお迎えして1時間版にしたもの。こうしたお正月のスペシャル番組は、2011年から始めて今年で9回目となる。
- 番組収録にあたって、訪れる場所やお店については一切仕込みをしていない。ウド鈴木さん本人が気になったものを、好きなように取材してゆく、というスタイルでやっている。
- 今回の番組では、最初にウド鈴木さんとゲストのお二人に一日乗車券をお渡しした。それを利用して、自由に長良川鉄道とその沿線の旅を楽しんでいただこうという趣旨だ。
などと答えました。
(3)次回開催予定
開催日時:2019年3月12日(火)午後3時30分~