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名古屋テレビ 放送番組審議会だより
このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回開催予定です。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時00分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
- 今月の番審だより
- バックナンバー一覧
- 今年度の放送番組審議会委員
<2023年4月分>
第643回 名古屋テレビ放送番組審議会
- 開催日
- 2023年4月11日(火)
-
参加者
(敬称略) -
- 委員長:五藤義徳
- 副委員長:村田陽子
- 委員:神田真秋、照屋エイジ、小松史生子、南田あゆみ、早川直樹、原田正樹
議事の概要
(1)業務報告
- 社長挨拶
- 2022年度視聴率
- 4月改編情報
- 2022年度下期 放送番組の種別ごとの放送時間、総CM放送時間
- 2023年度4月 基本番組表に基づく放送時間の種別
(2)審議テーマ
- メ~テレ60周年『地元あるあるでネタづくり!地産地笑まんざい』(2月19日(日)15:20~16:55放送)
- その他
委員の主な意見です。
- なじみのある地域がいじられる面白さがあってよい企画だった。自分の住む地域が舞台だったらどうなるのだろうと思いながら見る楽しみもあり、普段のバラエティ番組を見る視点とは違う、より身近な感じがあった。
- 番組で取り上げられた地域の人は地元に誇りが持てるというよい効果もあったと思う。自分が住む街の「あるある」も見たいと思ったので、局が集めた全ての地域の情報をホームページなどで公開し、見られるようにするとよいのではないか。
- 地方に根ざしたローカル局らしく地域情報にこだわった内容で、地方局としての明確なスタンスが感じられた。ニッチな地域情報をネタにし、人気芸人が漫才に仕立てるという手法は新鮮に映った。
- 取材されて漫才を見に来たが、結果的に漫才では取り上げられなかった方に対する配慮がもう少し欲しかった。「あかだ」という硬いお菓子が名物として紹介されていたが、なぜその地方で名物となったのかというような深掘りもあるとよかった。
- ミルクボーイの地元取材は夜になっていて、他の漫才師と比べると地元の方とのふれあいの時間の短さが際立ち、番組の趣旨からすると物足りなかった。ただ、少ない情報からできあがった漫才は見事だった。
- 「地産地笑まんざい」という番組名が言い得て妙で、内容がよく伝わってきた。全国で人気の漫才師が地元の方と丁寧なコミュニケーションをとりながら、ローカルな地元ネタを漫才にするというギャップが新鮮だった。
- 「あなたの街の地産地笑が今後見られるかもしれません」とのコメントで番組が締められていた通り、今後の展開に期待したいと思った。メ~テレ60周年記念の番組だが、地域への恩返しという意味でもいい番組だった。
- 漫才をご覧になった多くの地元の方々の笑顔が印象的で、マスク越しの表情からでも充分に楽しい気持ちを感じとれた。特別ではない日常の中に愛すべきものがあるとジワジワと感じられ、地域に根ざした放送局ならではの、地域全体の背中をそっと押すような番組だと思った。
局側は
- 地元の人が自分ごとと感じることができ、番組を見た日が特別な日になる、お祭り感のあるような番組ができないかと考えた。「自分の街が採用されるかもしれない」「どんな漫才になるのだろう」とワクワクしてもらえるのではないかと発想して番組を企画した。
- 硬いお菓子「あかだ」の発祥などは取材してVTRを制作していたが、放送時間の都合上カットせざるを得なかった。
- 取材をお願いした方には、漫才に登場しない場合もあることを事前に説明していた。事後にもケアしていたが、そうした部分は画面には表れないので、残念に思われた視聴者もいたと思う。今後の課題としたい。
などと答えました。
(3)次回開催予定
開催日時:2023年5月9日(火)16時~