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名古屋テレビ 放送番組審議会だより
このページは「放送法」および「放送法施行規則」に基づき名古屋テレビ放送の放送番組審議会の議事の概要をお知らせするページです。
名古屋テレビ放送の放送番組審議会委員は8名で、会議は毎月1回、年間10回開催予定です。放送番組の内容をはじめ、放送に関する全般的な問題についてご意見を伺い、番組制作の参考にさせていただいております。
名古屋テレビ放送では、放送番組審議会でのご意見を、毎月第1日曜日の午前5時00分から放送する「メ~テレオンブズ」の中でもご紹介しています。どうぞご覧ください。
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- 今年度の放送番組審議会委員
<2024年1月分>
第650回 名古屋テレビ放送番組審議会
- 開催日
- 2024年1月9日(火)
-
参加者
(敬称略) -
- 委員長:五藤義徳
- 副委員長:村田陽子
- 委員:神田真秋、小松史生子、南田あゆみ、早川直樹、原田正樹、小出麻緒
議事の概要
(1)業務報告
- 社長挨拶
- 2023年年間視聴率報告
(2)審議議題
- 『超町人!チョコレートサムネット』(11月26日(日)午後4時25分~5時25分放送)
- その他
委員の主な意見です。
- 出会った人に焦点を当てるという企画なので、飽きのこない面白さが生まれ、期待できる番組だと思う。ある程度取材対象者が多くないと成り立たず、パターン化しては面白くないので、人の多様な部分を引き出す能力や、調査力といったものが重要となる。
- 1時間番組で扱う人数が7~8人というのは多いと感じた。魅力的、個性的な登場人物については、もっと掘り下げて知りたいと思ったので、5~6人ほどに絞るとよいのではないか。
- どん帳が人生を変えたという男性の話が劇的で、よく出会えて取材できたものだと感心した。町作りという観点では、課題である若者の移住といったポイントもあって、YouTubeにはないようなテレビ的な視点もうまく入っていてよかった。
- アポイントなしでの出会いで番組を制作していると聞いて驚いた。特にMCのチョコレートプラネットの下積み時代からのファンとの出会いでは、懐かしそうに昔話が展開し、チョコレートプラネットを知らない視聴者にも2人のことがよく伝わったと思う。
- 番組で作ったサムネイルをホームページにも並べているが、それらはどこにもリンクしておらずもったいない。YouTubeやInstagramなどの番組公式アカウントがあるので、しっかり紐づけられると番組のコンセプトにも沿うのではないか。
- 町の住民に焦点を当て、サムネイルにして見せるという番組のコンセプトは新しく、ユニークだが、そのサムネイルをもっと丁寧に扱うとよかった。最初の画像のインパクトから、最後にどう納得できたかまでをつなげられると面白かったのではないかと思う。
- 謎めいたサムネイルについたキャッチコピーから、「このコピーが意味する町人とは?」という好奇心により視聴意欲を上げられている。サムネハンターの中岡創一さん(ロッチ)、田渕章裕さん(インディアンス)が適度にユーモアを交えながら相手の話を盛り上げる様子は見ていて気持ちのよいものだった。
- ローカル番組に、チョコレートプラネットや、ロッチ・中岡さん、インディアンス・田渕さんという全国区の有名芸能人が出演し、しかもロケ地が身近な犬山市という豪華な取り合わせに興奮した。犬山という土地柄か、リポーターの手腕のせいかわからないが、世の中には尖った人生を送る方が多いものだと驚いた。
局側は
- 今回の犬山市では90人位にインタビューして、そこから数人の超町人をピックアップした。その町に住んでいる人や、町を訪れた人たちを通じて、町の魅力が伝わればと思い番組を制作している。
- 超町人を選ぶ際のハードルは上げ過ぎないようにと考えている。例えば、「無表情でダンスの練習をする幼稚園児」といった身近な人たちも、うまく番組で扱っていけるよう意識している。
- この番組は動画配信サービスのTVerやLocipoで見逃し配信を行っている。こうしたサイトやSNSなども通じて、多くの視聴者に番組に触れてもらいたい。
などと答えました。
(3)次回開催予定
開催日時:2024年2月13日(火)16時~