SDGsの進捗 “達成か順調”は17% 国連事務総長「許しがたい」

2024年06月29日 13:08
 国連はSDGs=「持続可能な開発目標」の進捗(しんちょく)状況を公表しました。グテーレス事務総長は順調と評価できるのはわずか17%だと指摘し、「許しがたい」と批判しました。 国連 グテーレス事務総長 「(SDGsの進捗状況は)3分の1以上が停滞しているか後退している。これほど多くの人々の基本的ニーズが否定されるのは、言語道断で許しがたい」  2030年までの達成を目指すSDGsの135項目の進捗について、国連は、「達成または順調」と評価した割合を17%と公表しました。  グテーレス事務総長は特に「平和の確保、気候変動への対応、国際金融の強化に失敗している」と強調し、SDGsの達成に向けた行動を加速させるよう各国に求めました。  また、ガザやウクライナ、スーダンの状況に触れ、「破壊と戦争への支出から、人々と平和への投資に軸足を移す時だ」と述べました。 (C) CABLE NEWS NETWORK 2024

これまでに入っているニュース