去年11月、面識のない女性に性的暴行を加えけがをさせたとして書類送検されていたアメリカ海兵隊の30代の男性について、那覇地検は今月23日、嫌疑不十分で不起訴処分にしました。 　不起訴処分となったのはアメリカ海兵隊に所属する30代の男性です。 　警察や地検によりますと、男性は去年11月、面識のない女性に性的暴行を加え、けがをさせた不同意性交等致傷の疑いで今月8日に書類送検されていました。 　那覇地検はその後、任意で取り調べ続け、23日付で男性を嫌疑不十分で不起訴処分にしました。 　不起訴処分の理由について「米軍当局からの必要な協力のもとで所要の捜査を遂げ、収集された証拠関係を総合的に勘案した結果、本件について不同意性交等致傷罪の成立を認めることが困難であると判断した」と説明しています。