日経平均株価が過去最大の下落 「売りが売りを呼ぶ」展開に名古屋で不安の声も

2024年8月5日 16:30
5日も株価が急落しました。日経平均株価の終値は、3万1458円。8月2日の金曜日の終値と比べた下げ幅は、過去最大の大きさです。
 日経平均株価は、朝方から「売りが売りを呼ぶ」展開に。

 先週末に発表されたアメリカの雇用統計が予想を大きく下回り、アメリカの景気後退への懸念が広がりました。

 アメリカの主要な株価指数がそろって下落し、その流れを東京市場も引き継ぎました。
 

日経平均株価の推移(終値ベース)

下げ幅は過去最大
 外国為替市場でドルが売られ、一時、約7カ月ぶりに1ドル=142円台まで円が高騰したことも株価下落の要因となっています。

 そして午後3時に5日の取引が終わり、日経平均株価の終値は3万1458円でした。

 8月2日の金曜日と比べて、4451円あまりの値下がりで、下げ幅は過去最大となりました。

 先週金曜日も2216円下げていて、連日の急落です。
 

80代

名古屋でも不安の声が…
 名古屋の街でも、株価の大幅下落に不安を感じる人がいました。

 Q.値下がりをどう思う
 「ちょっと異常だな。とりあえず春先まではよかった」(80代)

 Q.夏に入ったら
 「下げがきついよね」(80代)

 日経平均株価は、7月11日には終値として、史上最高値となる4万2224円をつけたばかりでした。

 そこから比べ、1ヵ月弱で約1万円以上の急落ぶりです。

 「とにかく一喜一憂せずに静観する。ここで慌てても、しょうがない。『落ちてくるナイフは拾うな』と言うくらいなので。拾いたい気もするが」(70代)
 

これまでに入っているニュース

もっと見る

これまでのニュースを配信中