15日の「終戦の日」を前に、戦争を経験した人の当時の暮らしを聞く会が、名古屋で開かれました。

「人生は誰でも1回限りです。尊い命を奪いあう戦争は絶対止めてほしい。」（津田さゑ子さん）

7歳の時に名古屋大空襲を体験した津田さゑ子さん（86）が、戦争による飢えや悲惨さを訴えました。

食料不足で代用食などの食べ物に頼ったことや、空襲に備え防空頭巾や動きやすいもんぺを着用したことなど当時の様子を語りました。

「話を聞くことができる祖母も戦争をあまり体験していないので、こういう話をリアルに聞けて心が打たれました」（高校2年生）

参加した小学生や高校生は熱心にメモを取って聞いていました。